今日の朝日新聞に、「小津安二郎がいた時代 笠智衆 練習重ねた上の白紙」という記事がありました。
映画監督の小津安二郎さんにまつわるエピソードを紹介するコーナーで、日曜日の関東版に掲載されています。
笠智衆(りゅう ちしゅう)さん(1904~1993年)は俳優で、小津監督に見いだされ、多くの作品に出演されました。
熊本県の寺に生まれ、大学在学中に松竹キネマ蒲田撮影所・俳優研究所代一期生に合格し、約10年間の大部屋時代に小津監督に見いだされます。
中野翠さん(コラムニスト)は、
「感情をむき出しにしない。小津は多くの人が好きな日本人のタイプを笠に託したのでは」
笠兼三さん(笠さんのお孫さん)は、
「余分なことは語らず、物静かな風情。声を荒げた姿を見たこともない」
笠徹さん(笠さんの長男)は、
「セリフをいろいろな言い回しで、徹底して練習する」
「見えないところで練習し、自分なりのものは持った上で白紙になり、指導を仰いだ」
ということです。
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笠智衆さんは、穏やかな深みのある俳優さんという印象がありました。
知っているのは、お年を召されてからだったので、出演された映画はほとんど見たことがありませんでした。
「感情をむき出しにしない」という言い方が、とてもいい表現だと感じました。
私を含め、日本人は「感情をむき出しにしない」ことを美徳と考える人は多いのではないでしょうか。
笠さんについて知りたいと「笠智衆」さんで見てみました。
ウィキペディアが最初に出てきました。
驚くほどの数の映画に出演されています(150本以上)。
「放映時に83歳だった『今朝の秋』ではテレビドラマ最高齢主演記録を樹立した」という記述がありました。
笠さんは、節制した生活をされたのでしょうか。
「笠智衆 節制」で検索してみましたが、残念ながら具体的なことは分かりませんでした。
もしかすると、昔の男性なので、私生活のこまごまを公に語ったりはされなかったのかもしれないと思いました。
映画監督の小津安二郎さんにまつわるエピソードを紹介するコーナーで、日曜日の関東版に掲載されています。
笠智衆(りゅう ちしゅう)さん(1904~1993年)は俳優で、小津監督に見いだされ、多くの作品に出演されました。
熊本県の寺に生まれ、大学在学中に松竹キネマ蒲田撮影所・俳優研究所代一期生に合格し、約10年間の大部屋時代に小津監督に見いだされます。
中野翠さん(コラムニスト)は、
「感情をむき出しにしない。小津は多くの人が好きな日本人のタイプを笠に託したのでは」
笠兼三さん(笠さんのお孫さん)は、
「余分なことは語らず、物静かな風情。声を荒げた姿を見たこともない」
笠徹さん(笠さんの長男)は、
「セリフをいろいろな言い回しで、徹底して練習する」
「見えないところで練習し、自分なりのものは持った上で白紙になり、指導を仰いだ」
ということです。
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笠智衆さんは、穏やかな深みのある俳優さんという印象がありました。
知っているのは、お年を召されてからだったので、出演された映画はほとんど見たことがありませんでした。
「感情をむき出しにしない」という言い方が、とてもいい表現だと感じました。
私を含め、日本人は「感情をむき出しにしない」ことを美徳と考える人は多いのではないでしょうか。
笠さんについて知りたいと「笠智衆」さんで見てみました。
ウィキペディアが最初に出てきました。
驚くほどの数の映画に出演されています(150本以上)。
「放映時に83歳だった『今朝の秋』ではテレビドラマ最高齢主演記録を樹立した」という記述がありました。
笠さんは、節制した生活をされたのでしょうか。
「笠智衆 節制」で検索してみましたが、残念ながら具体的なことは分かりませんでした。
もしかすると、昔の男性なので、私生活のこまごまを公に語ったりはされなかったのかもしれないと思いました。