#日本超音波検査学会 in 大阪
行ってきました。脂肪肝だけでも寿命が短くなりやすくなっていることや、MAFLDの概念が世界では普通になってきていること、血小板が20を切ってきたらまずはNASHは疑って精査勧めていこうとか、線維化の軽い時期にしっかりと生活習慣の改善が望ましいことなど、今肝がん検診や肝臓クリニック札幌で患者さんたちへ取り組んでいることの先見性が確認出来て嬉しかったです。腹部超音波装置で線維化や脂肪化の測定方法が複数の企業の装置で実際にやっていることを提示してくれていてそれぞれのコツがわかりやすく紹介されていました。
さらに膵臓がんを腹部エコーでいかに見つけていくかなど、実際にエコーの機械を操作しつつ勉強出来る学会でした。検査技師さん向けの学会なのですがとても刺激になりました。これは技師さん達大変だわあがんばってるわあって頼もしく思いました。肝がん検診でもお世話になってる腹部エコーの業者さんたちも展示コーナーでがんばっていましたし。本当に患者さんのためにどう取り組むといいかが議論されていて面白かったです。
以下発表を聞きながらのメモの一部です。
小膵がんをみつける
膵癌が4位肝がんが5位になっている
熟練度に依存する 膵全体の描出
20mm以下の画像所見は 腫瘤像は67% 膵管拡張がCTなどより検出度が低い
間接所見の拾い上げから
膵管狭窄は高周波を使うとみつけやすい、低エコー領域を伴うと注意
上皮内癌は脂肪置換が4割超えるCTで
高危険度ぐんの設定囲い込み
膵がんの家系6.79倍、糖尿病、1年未満の発症は1.94倍 IPMNや主膵管拡張や膵嚢胞
膵管拡張3mm以上 膵嚢胞5mm
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