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肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

新型コロナの抗体を6ヶ月後も維持 日本での検討 ケアネットさんから

2020年12月05日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
海外では新型コロナにかかったあと抗体がちゃんとできていない人がいると言った話もでていましたが、感染後6ヶ月後も治癒に関係する中和抗体を持っている人がほとんどってことで、とても心強いデータが出てきています。かかって治ったら新型コロナに対しては大丈夫になる人が多いってことで、まだ感染していない人を守ったり、医療従事者なら治った後コロナの方の治療に従事することはかなり心強いことになる可能性がありますね。

以下ケアネットさんから
新型コロナ、感染6ヵ月後も抗ウイルス抗体・中和抗体を保有/横浜市立大
提供元:ケアネット 公開日:2020/12/03
  『新型コロナウイルス感染症回復患者専用抗体検査PROJECT』を立ち上げていた横浜市立大学の山中 竹春氏率いる研究グループは、12月2日に行った「新型コロナウイルス感染6ヵ月後における抗ウイルス抗体保有および中和抗体保有調査に関する中間報告」の記者会見で、感染症回復者のほとんどが6ヵ月後も抗ウイルス抗体および中和抗体を保有していることを明らかにした。
 日本初の国内最大規模の回復者データに基づく本研究は、COVID-19回復者の一定期間後の追跡調査として『コロナ回復者専用抗体検査PROJECT』で参加者を募集。8~9月に617名の参加希望者が集まり、そのうち10月26日までに採血して検体測定を完了した376例のデータを解析した。今回の中間報告では、抗体保有率のほか、COVID-19回復者のうち酸素投与を要した中等症・重症例のほうが軽症例よりも中和活性が高い傾向であることも示唆された。
 これまでの海外の報告では「中和抗体の活性が検出限界以下、もしくは非常に低い感染者がいる」「抗ウイルス抗体が早期に消失する」などと言われているが、今回の結果によれば、感染から中長期後の回復者の体内に中和抗体が確認されれば、そうでない場合に比べて再感染する可能性は低くなる。今後、回復者の1年後の状態が調査されるほか、厚生労働省主導の抗体保有率疫学調査が12月19日から東京都、大阪府、愛知県、福岡県の各3,000人を対象に実施されることから、これらの調査結果の報告が待たれる。
(ケアネット 土井 舞子)

放っておけない脂肪肝コロナウイルスにも勝てる肝臓にしていこう!厚別区2020.12.4 ハイブリッド開催

2020年12月05日 | 医療講演や歌の集いの動画
放っておけない脂肪肝コロナウイルスにも勝てる肝臓にしていこう!厚別区2020.12.4


厚別区で行った医療講演の動画です。ハイブリッド講演ですねえ。

元気で長生き医療講演&肝炎ウイルス検査脂肪肝エコー体験 in 札幌市厚別区 札幌市北区 札幌中央区
○2020年12月4日(金) 午後1時半から午後3時(受付2時半まで) 厚別西会館 2階ホール
 17人来場、採血13人エコー体験13人脂肪肝疑い6人(うち採血エコーのみが1名ずつ)
   
 住所 〒004-0062 札幌市厚別区厚別西2条3丁目8-31 電話 011-891-2506
午後2時から2時半 医療講演
医療講演テーマ 11月27日(金)から変更
放っておけない脂肪肝!
 コロナウイルスにも勝てる肝臓にしていこう!
 長生きのコツと共にお伝えします
講師 肝がん検診団団長 肝臓クリニック札幌院長 川西 輝明
肝炎ウイルス検査 脂肪肝エコー体験 無料です
申し込み不要 お問合せ先 肝がん検診団 011-728-1008
希望者多数の場合は講演会参加者優先にて先着順となることをお許し下さい。
肝がん検診団企画と 一般法人社団北海道B型肝炎訴訟オレンジ基金の助成により実現
しました。