「深谷灸法」では、白内障も緑内障も簡単に探
し当てられたのですが、「鍼灸真髄」には何も
書かれていません。 沢田先生の時代はこうし
た病気は一般的ではなかったのでしょうか?
そう考えていて、ふと「そこひ」という文字に眼
が行きました。
調べてみたらこれでした。 以前はそこひと言い、
白内障は「白そこひ」、緑内障は「青そこひ」と
言っていたんですね。 今なら白内障はレンズの
白濁、緑内障は眼圧による視神経の損傷とい
うことが分かっていますが、以前は外観の違いだ
けで区別していたようです。
深谷先生が推奨されるのが、ひ[月需](ひじゅ)
で、沢田先生の推奨が合谷(ごうこく)。 「ひ
じゅ」は深谷先生の発見で、肩先から3寸ほど
下がったところ、合谷はご存知の通り手の親指
と人差し指の股から手首に向かったところです。
面白いことに、ともに大腸経にあります。
大腸経は肺経の裏側で、血圧や腫瘍と深い関
係があります。 眼圧、それに老廃物の排出に
問題があるというところから見れば、緑内障、白
内障両方に効果は期待できそうです。 私の場
合はまだ原因がはっきりしませんが、しばらくお
灸を続けてみましょう。
し当てられたのですが、「鍼灸真髄」には何も
書かれていません。 沢田先生の時代はこうし
た病気は一般的ではなかったのでしょうか?
そう考えていて、ふと「そこひ」という文字に眼
が行きました。
調べてみたらこれでした。 以前はそこひと言い、
白内障は「白そこひ」、緑内障は「青そこひ」と
言っていたんですね。 今なら白内障はレンズの
白濁、緑内障は眼圧による視神経の損傷とい
うことが分かっていますが、以前は外観の違いだ
けで区別していたようです。
深谷先生が推奨されるのが、ひ[月需](ひじゅ)
で、沢田先生の推奨が合谷(ごうこく)。 「ひ
じゅ」は深谷先生の発見で、肩先から3寸ほど
下がったところ、合谷はご存知の通り手の親指
と人差し指の股から手首に向かったところです。
面白いことに、ともに大腸経にあります。
大腸経は肺経の裏側で、血圧や腫瘍と深い関
係があります。 眼圧、それに老廃物の排出に
問題があるというところから見れば、緑内障、白
内障両方に効果は期待できそうです。 私の場
合はまだ原因がはっきりしませんが、しばらくお
灸を続けてみましょう。