お灸!

お灸にはまっています。 お灸や漢方などの勉強をまとめてみたいと思いました。 「個人的感想」ですけど...

古典?

2007-11-29 09:32:35 | Weblog
「素問」について何度か引用していますが、「素問」と「霊枢」は
2部作となっており、ふたつで「黄帝内経」と呼ばれます。 漢方
の古典にはこの他に「難経」、「傷寒論」、「金匱要略」など、漢
方専門家のための必読書があります。

漢方薬について書いたところで触れましたが、私達は西洋流の
教育を受け、どうしても西洋科学の眼で漢方を見てしまうため、
なかなかその考え方が把握できません。 その時の都合だけで
「つまみ食い」しても、本来の漢方の考え方に沿っていないため、
結局は大きな効果を得られない、というのが実際でしょう。

少しでも漢方の考え方を理解し、鍼灸であれ漢方薬であれ、
本来の効果、能力を最大限に生かせるようにしたいものです。
そのために一度こうした古典に目を通されることをお薦めします。

特に「素問」と「霊枢」は東洋学術出版社から和文の現代語
訳にしたものが出ています。 ただ専門書ですのでそれぞれ数
万円... やはり図書館で借りて、ということになるでしょう。
もちろん、お時間の無い方は、私の引用だけで我慢していた
だいても構いませんが。

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