土曜日から北京パラリンピックが始まりました。
開会式の最後に聖火(トーチ)を渡された車椅
子の選手が、そのトーチを車椅子の横の受け
台にセットし、突然上から垂らされたロープを手
でたぐり寄せ、グイッグイッと車椅子ごと上がっ
て行きます。
予想外のことで呆気にとられました。 しかもグ
イッグイッと引き寄せる動作が止まりません。
ロープは50メートルもあります。 疲れてきたの
か、途中で何度も休みながらも、その選手はロ
ープを引き寄せ続け、身体はどんどん高所に
上がっていきます。
いくら安全確保のロープで守っているとはいえ、
万が一があれば、とヒヤヒヤもので見ていました。
中国でなければこんな無茶はしないなぁ、と思
いましたが、ふとこの人達を本当に象徴している
んだなと気づき、涙がわき出してきました。
絶望や悔しさ、孤独、そうしたものから、何度も
疲れ切って休みながら挑戦し続けた、そうした人
だけが許されるパラリンピック。 ダイジェストの
形でしかテレビでは放映されないようですが、見
て絶対に後悔しない、そう断言しておきます。
開会式の最後に聖火(トーチ)を渡された車椅
子の選手が、そのトーチを車椅子の横の受け
台にセットし、突然上から垂らされたロープを手
でたぐり寄せ、グイッグイッと車椅子ごと上がっ
て行きます。
予想外のことで呆気にとられました。 しかもグ
イッグイッと引き寄せる動作が止まりません。
ロープは50メートルもあります。 疲れてきたの
か、途中で何度も休みながらも、その選手はロ
ープを引き寄せ続け、身体はどんどん高所に
上がっていきます。
いくら安全確保のロープで守っているとはいえ、
万が一があれば、とヒヤヒヤもので見ていました。
中国でなければこんな無茶はしないなぁ、と思
いましたが、ふとこの人達を本当に象徴している
んだなと気づき、涙がわき出してきました。
絶望や悔しさ、孤独、そうしたものから、何度も
疲れ切って休みながら挑戦し続けた、そうした人
だけが許されるパラリンピック。 ダイジェストの
形でしかテレビでは放映されないようですが、見
て絶対に後悔しない、そう断言しておきます。