宮応ふみ子のいきいきブログ

厚木基地のある神奈川県大和市の共産党市会議員の8期32年の活動を卒業。一市民として、マイペースで時々の活動を綴ります。 

「日米ガイドラインに基づく実動訓練」を厚木基地で視察

2013年11月05日 | 基地

11月5日、午後12時40分に市役所を出発し、厚木基地正門から入って米軍エアーターミナル前にて午後1時半から2時間の訓練を視察しました。

訓練の目的:
米軍が使用する施設・区域外で、米軍航空機の墜落事故が発生した場合に、日米関係機関連携の下、迅速かつ的確な初動対応を実施するため、実動訓練をを通じて通報連絡、立ち入り規制要領等について、日米相互に確認し、理解を深めることを目的としています。

実施機関:
神奈川県警、在日米海軍厚木航空施設、南関東防衛局、神奈川県、大和市、綾瀬市、大和市立病院医療チーム(DMAT)

訓練内容:
〇想定・・・米軍航空機が市街地に墜落し、多数の負傷者が発生したことを想定して実施する。
〇訓練内容・・・①情報収集(事故発生時の通報連絡、ヘリテレ等情報収集活動) 
          ②現地指揮所の設置
          ③消火訓練(航空機の消火)
          ④救出・救助(車両・破損家屋からの救出・救助)
          ⑤負傷者の救護(救護所の設置、トリアージ、負傷者の救護)
          ⑥立ち入り規制(日米現場責任者による現場協議、内・外周規制、立ち入り規制点)
          ⑦現場調整会議(関係機関による現場調整会議)

このような訓練が、首都圏で行われるのは初めてです。

2004年8月の沖縄国際大学への米軍ヘリのが墜落炎上した時、米軍による規制線が張られ、日本の警察も消防も近づけない状態でした。 古くは上草柳の館野鉄工所への墜落事故、「パパママバイバイ・・・」の1977年の横浜市緑区へのファントムジェット機墜落事故では日本の警察も近づけずに、米軍は米軍人のみを救出して飛び立った事は、本当に衝撃で「軍隊の非情さ」と命の日米の不平等さを浮き彫りにしたのです。 それらの教訓から、2005年に創られた「米軍機の事故時のガイドライン」に基づいての訓練でした。

オスプレイが日本の各地で訓練や飛行を繰り返し、 最大の整備機能を持つ厚木基地への飛来も危惧されています。 事故多発のオスプレイの配備などまっぴらゴメンです。 今日のような訓練が必要でないよう厚木基地撤去を求めます。

    告知:
       オスプレイくるな! 11.24 大集会
               
        日 時    11月24日 (日) 午後 1時~       
                    集会後 大和駅、厚木基地の2コースに分かれてのデモ


        場 所    大和市引地台公園 野外音楽堂前

    主 催    オスプレイ来るな!11・24大集会実行委員会 (045)201-3684


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