宮応ふみ子のいきいきブログ

厚木基地のある神奈川県大和市の共産党市会議員の8期32年の活動を卒業。一市民として、マイペースで時々の活動を綴ります。 

65年目の広島

2010年08月06日 | 平和、憲法,

 
 朝8時過ぎ大和市の広報無線が「今日は広島被爆65周年、8時15分に黙とうを捧げましょう」と呼びかけました。 大和市では8月15日の終戦記念日正午にはこれまでも黙とうをしてきましたが、今年から平和市長に加盟し、その要請に応えて8月6日の広島、9日の長崎の原爆投下時刻に黙とうすることになりました。

 さて、広島市の祈念式典には、国連のパンギムン事務総長、核保有国のアメリカ、フランス、イギリスの代表が初めて参加しました。 広島の秋葉市長は、いまこそ日本政府は核廃絶と核の傘からの離脱に踏み出す時と訴えましたが、挨拶に立った菅総理大臣は、非核3原則の順守を言いつつ、核の抑止力が今の日本には必要と言い放ちました。 

 国民はこんな総理大臣をどう思うでしょうか。

 この日の午後10時から放映されたNHKスペシャル「封印された原爆報告書被爆者2万人のデータ、アメリカに渡した日本、その思惑は・・・驚くべき新事実」は、本当に息をのむものでした。 
 アメリカの公文書が公開されて、初めて判った事実。
戦時中の悪行の数々(中国での131部隊)の発覚などから自発的に被爆者データを渡した方が心象が良いだろうと 戦勝国アメリカにひれ伏す権力者達、自分達の私利私欲のためには、被爆者を騙す(治療の参考にするからと遺体をもらい実は威力の調査のために解剖する)、アメリカも投下した原爆の威力を調査するためにのみデータをとる。・・・などなど 

 それにつけても日本はいつになったら国民が大事にされていると実感出来るのだろうか。 ため息が出る。


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