先日宮応事務所に届いた「全国商工新聞」8月5日号で参院選挙と同時に行われた鹿児島県曽於(そお)市長選挙で、曽於民商会長の五位塚剛(59)さんが自民・公明推薦の現職を破って当選したことを報じています。
このことは、7月21日投票日の翌日のツイッターで見ましたが、詳しくは商工新聞ではじめてわかりました。
記事によると、自民党の得票率が50%を超えるという保守王国での快挙です。 五位塚さんは日本共産党の町議・市議を7期務めてきました。 小規模工事登録制度、住宅リフォーム助成制度、市内全域を周る福祉タクシーの実現、所得税法第56条廃止を求める請願を九州で初めて市議会で採択させるなど住民の声を行政に反映させて、その姿は立場の異なる議員からも評価されるほどでした。
今回の最大の争点は、合併特例債を使って13億5000万円もの予算をかけて創る「フラワーパーク」建設で年間10万人を呼び込む計画ですが、、根拠も不明確、赤字覚悟、膨大な維持費などが判明で反対運動が起こり、市長候補を立てることになりました。
五位塚さんは社員15人を雇用する会社の代表や民商会長の立場に悩みながらも最終的に決意し、今年3月の市議会最終日に議員辞職し、直後の「市民の会」決起集会で市長候補として確認され、「合併特例債は市民のために使え」と一気に選挙選モードに突入したそうです。
すごいねえ。 全国で「住民のためならスックと立つ共産党ここにあり」が、展開されています。
麻生副総理の「改憲はナチスに学べ」発言は、7月29日のある会での発言ですが、当日、ネット上では「また、あの麻生が」と大騒ぎになっていましたが、8月1日付新聞で一斉に報道され、海外マスメディアを含め、批判の嵐となっています。 当然だと思います、こともあろうに「ナチスに学べ」とは!
「口の軽い麻生さん」だけでなく、「憲法改定草案」なるものをつくった「自民党」全体の「戦前復帰」へのシグナルとして世界全体が危機感を持っていることを知るべきです。
赤旗新聞をはじめ、各種新聞のなかで、朝日新聞の8月1日付「天声人語」が最も判りやすいと感じましたので転載しておきます。
(後日転載)