今日からしばらく、かなり個人的な内容となるのですが「今までボクが乗ったオートバイシリーズ」の第一弾として、まず最初にご紹介する初めての愛車ヤマハ「パッソルD」です。
とにかく初めて買ったオートバイだったのですが、年式は確か1981年式の中古で、ご近所の自転車屋さんで3万円で購入しました(笑)。その購入時期は1984年の3月頃だったと
思うので、約3年落ちの原付スクーターと言う事になります。新車がいくらだったか?未だによく知らないのですが3万円は当時でも激安で、もう他にこれほど安い原付はなかったと
思います。で、とりあえずボクの場合、高校在学中にクルマの免許を取得し、それに原付免許が付いてきたので、県外の専門学校へ行く前の春休みの期間で購入したって記憶です。
そして、初めて乗った第一印象ですが、とにかくそれまで自転車以外に乗った事がないので、こがずに前に進むだけで「大感動」だった事を思い出しますし、当時って既にホンダ
だと「タクト」だったり、ヤマハだと「ジョグ」などが売られていたのですが、貧乏人のボクにはそんな高価なバイクは買えなかった事や、当時はなんやかんや言いながらこの
「パッソル」も、そこそこ人気があったので、バイトして貯めてたお小遣いで購入したって感じだった事も懐かしく思い出します。で、この時期ってまだ、オートバイの免許は何も
持っておらず、取得してる免許はクルマか原付かと言う感じだったのですが、実はクルマに関しても自動車修理(厳密には自動車の電装屋)の会社を経営してた親父に買ってもらった、
1978年式のトヨタ「カリーナ1600GT」を持っていました。ただ県外(中国地方から関西エリアへ)に行くにあたりクルマは駐車場の問題があり、持っていく事ができなかったので、
最初はこのヤマハ「パッソルD」だけを持って行ったんですよね。まさに学生の足です。で、ちょっと気になるこの「D」と言うグレードですが、基本モデルとの違いはガソリンの
メーターが付いてたと言う点です。なのでそれ以外は全く同じでした(笑)。で、一応この「パッソルD」の詳細なスペックを見てみますと、エンジンは空冷式2スト単気筒で、
正式な排気量が49cc、最高出力は2.3psで、最大トルクが0.37kg、車重は不明で、ガソリンタンク容量が満タンで2.3リットル、市街地での平均燃費が大体30kmほどでした。
またセルは付いておらずキックスタートのみで、ホイールサイズは前後とも10インチが履かれていました。現在の中古市場を見てみますと、大体安いもので15万円あたりから、
高いものになると35万円前後で取引されてる様です。当時3万円で買えたバイクだったのですが流石に古くなり個数が減ってしまってますからレア価格となっていますね。面白いです。
この「パッソルD」には思い出がたくさんあるのですが、忘れられないのは住んでた借家の駐輪場に止めてて2回も盗難に遭った事です。1回目は警察が川の土手に放置されてた所を
奇跡的に発見してくれて戻ってきます。しかしもうボロボロになってて見る影もなかったのですが、エンジンはかかり乗る事はできたので、そのまましばらく乗っていました。
しかし2回目の盗難で完全に行方不明になり、それっきりとなってしまいます。また、他を思い出して見ると、確かちょっとでも路面に段差があると跳ね上がった衝撃でよくウインカー
のケースが飛んでしまい、いつの間にか無くなってると言う現象が起こったり、機械式のキャブが直ぐに調子悪くなり、しょっちゅうバラして洗浄してたりもしてました。あと、
1回目の盗難の後、学校の先輩たちと修理をしてたのですが、あまりに貧相だと言う事で、ヘッドライトの下に大きな蝶ネクタイを付けてやったり、ボクのハンドルネームとして
今も使ってる「ムーニーマン」から引用し、サイドに「ムーニー号」とマジックで書いた事も思い出します(笑)。思えば2回目の盗難でサヨナラとなったのですが、結局半年ほど
しか乗ってませんでした。ただ、その時には既に中型免許を取得して次のオートバイを購入してたので、それに乗ってたんですけどね。今日は以上です。(笑)
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