
もともと1988年に公開された映画「AKIRA」で主人公の金田が乗ってる「金田バイク」って、
一部のオートバイ好きの心をくすぐるものがある様で、実際に実物として作ってる人が何人かいる様です。
それぞれが様々で近いものもあれば、それっぽいものもあり、個々によく頑張って作ったなぁ感じです。(笑)
そもそも設定ではモーターで動く「電動バイク」で、ジャンル的には大型スクーターでもあります。
運転ポジションは後ろに保たれるスタイルでフォルムはロー&ロング。
ホイルベースはかなり長い仕様で座面はとても低いです。
実際は、映画の中で走ってる様にはとても運転できないと思われますが、そこは愛嬌ですね!(笑)
とにかくこの「金田バイク」がカッコいいと言うことで、
本物そっくりの実物を作って乗ってる人がいますが、こうゆうのって「遊び心」があって良いですね。
また、逆にダメ出しって事ではないのですが、
映画のワンシーンで鉄男が「5000回転以下でシフトチェンジするとエンストする」ってのがありましたが、
電動バイクの場合、本来シフトギアは無くてATです。
ここは当時の発想として、ちょっとした見落とし部分だったりするのかな。(笑)
しかしこの「AKIRA」って映画、最後の決闘シーンは2020年に開催される東京オリンピックのスタジアムで行われます。
実は80年代に作られた映画であっりながら、将来である2020年に東京でオリンピックが開催されることを予測してたんですよね。
まさに大当たり!ここは原作者である「大友 克洋」さんの凄いところです。
ある意味「金田バイク」もこの時代のオートバイはそうなってるだろうと予測してたのかもしれません。
こっちは残念ながらそうなっていませんけどね。(笑)
しかし、もうちょっと先になりそうですが電気バイクの存在は正解です。
今日は「金田バイク」をフュチャーしましたが、それ以前に「AKIRA」と言う映画が未だ色褪せず、
ちょうど「今の時代」である設定も合間って素晴らしい映画だってことに気付かされます。
壮大な内容に中にとても「現実的な一面」があってそこが凄い。
時代を先取りした映画でもあるんですね!(笑)
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