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2ストスポーツ系ミニバイクを継承、カワサキ・Z125 PRO。(番外編vol.3609)

2023-05-23 09:57:40 | 日記

かつての新しい排気ガス規制(平成11年度)の為に、2000年を迎える前に消滅した、2スト50ccからなる「スポーツ系ミニバイク」に代わり、同一のコンセプトを

持ちつつ新たに登場したのが、4スト125ccエンジンを搭載した、このカワサキ「Z125 PRO」だったりします。また、他で言えば、ホンダの「グロム」なども同一

モデルとして考えられます。で、この「Z125 PRO」の登場自体は2016年からで、今のところ特に大きなモデルチェンジがなされないまま、現在でも新車で売られて

いる車両だったりします。ただしデザインに関しては、かつてのホンダ「NSR50」や、ヤマハ「YSR50」などの様な「レーサーレプリカ」とは違い、どちらかと言うと

ミニ系「スポーツネイキッド」として登場した感じになっています。とにかく、この手の「ミニバイク」は非常に「走りに特化」した仕上がりが魅力で、各地方にある

ミニサーキットなどを利用し、独自のレースやイベントなどが行われてて、一般ユーザーにとっても比較的安い費用でで「サーキット&レースを楽しむ」事が出来るもの

になっていたりします。まぁ、以前はこれを2スト50ccのスポーツモデルで行っていた訳ですが、さすがに4スト50ccとなると走りに難点が生じてしまう為、同じぐらい

のフィーリングを楽しむ為には、排気量をどうしても125ccまで引き上げる必要があったと考えられます。ただ、一旦は衰退したジャンルでもあった「ミニバイク」だった

のですが、こう言った車両が新たに登場したことで、現在でも昔と同様に色々な要素でミニバイクは乗られてるとも言えそうです。で、一応このカワサキ「Z125 PRO」の

詳細なスペックを見て行きますと、まずエンジンは空冷式4スト単気筒SOHC2バルブで、正式な排気量が124cc、最高出力は9.7psで、最大トルクが0.98kg、車重は

102kgで、ガソリンタンク容量が満タンで7.4リットル、市街地での平均燃費が大体30~35kmと言う感じになっています。またフレームはスチール製のバックボーン式で、

トランスミッションは4速MT、ホイールサイズはコーナリングに適正な12インチで、フロントフォークは倒立式、前後ともにディスクブレーキが装備されてて、メーターは

アナログとデジタルの混合タイプとなっています。で、先ほども言いましたが現在も新車で売られてて、その価格は352.000円(税込)となっています。また4スト125ccに

関して言えば、近年では「フルサイズ」のスポーツバイクが多く販売されており、そちらに関しては年式相応に進化してる関係上、電子制御システムなども取り入れられて

いる為、一般道を走る事を前提と考えた場合、どちらかと言うと人気はそっちに方がある感じになっていますが、ツーリングよりサーキットと言う、少し特殊なユーザーに

は、未だに好まれる傾向にあるとなっています。もちろん一部ツーリングを好むユーザーにも好きな方には乗られてる様ですけどね(笑) また遊び感覚に関しても高い

傾向があり、比較的カスタムされてる車両が大きのですが、2分化されてる感じで、サーキットをより楽しむために速さを求めたものから、フォルムを変更して違う車両に

見せるものまで多種多様な楽しみ方がなされている感じです。ここは「手軽でコンパクト」なだけに思い切った事が出来るメリットがあるとも言えそうです。で、最後に

現在の中古市場を見てみますと、大体安いもので25万円あたりから、高いもので50万円前後で取引されてる感じになっています。高額化してる車両のほとんどは多くの

カスタムパーツを搭載したもので、大金をつぎ込んでるものになってるものの様です。さて、今日はそんな「新しいミニバイク」である、カワサキ「Z125 PRO」をご紹介

しましたが、いかがだったでしょう!(笑)




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