そのオートバイを見て「一瞬で惚れる」って人それぞれの美意識もあると思うのですが、まさにその「ファーストインプレッション」こそがその人の心にいつまでも残り、
いつまでも「良いオートバイ」として生き続けると言う印象を感じますって、今日はお話です(笑)。これイメージで語ってもよく分からなくなるので、ボク個人の印象
的なオートバイを例題として上げて行きたいと思います。まずボクですが現在58歳のオジさん(初老かも…)です(笑)。で、1980年で15歳、1990年で25歳でした。
いわゆる昭和にあった「空前のオートバイブーム」の時代に青春ど真ん中!の若者だった世代となるのですが、まず「ファーストインプレッション」で初めて大きな衝撃
を受けたのが、スズキの「GSX1100S-刀」でした。登場は1981年なのでボクが16歳(高校1年生)の時に見た車両です。このモデルはボク個人に関わらず「世間全体で
衝撃を受けた」車両で、何世代も先を行くかの様な「優れたデザイン(ハンス・ムートさん作)」はまさに圧巻でした。一眼でそれまでのオートバイとは全く違う衝撃的
なデザインで、とにかく「凄い」につきたオートバイだったと思います。で、次にボクが衝撃を受けたのが、これは世に中全体の好みと言うより、ボクの個人的な好みが
大きいかも知れないのですが、1984年に登場したヤマハ「FZ400R」です。そもそも、それ以前にスズキから「GSX-R400」の初期モデルが登場しており、話題となって
いたのですが、それより洗礼されてて「バランスの取れたフォルム」は最高にカッコ良かったですし、細部の作り込みまでしっかり作り込まれてた「最高傑作だ!」と感
じた車両でした(笑)。またちょうどこの年にボク自身も、オートバイの中型免許を取得しており、オートバイの事しか考えられないほど夢中だった時期でもありました。
いやぁ、欲しかったです。初めて見た瞬間から「カッコいい!」って思いましたからね。で、次に衝撃的だったのが、これまたボクの個人的な好みで語ってしまいますが、
ヤマハの「R1-Z」でした。この時はすでに「TZR250R」と言う2ストV型2気筒エンジンを搭載した本格的なレーサーレプリカが別で存在してたのですが「RZ」シリーズ
からの流れを汲んだ新型として、正当進化して登場したのが1990年に販売開始された「R1-Z」だったんですよね。このオートバイもボク的には初見でやられました(笑)。
当時、まだ頭の悪い峠小僧だったのでボク、レーサーレプリカ系で4スト400ccモデルに乗っていたのですが、まさかこんなカッコいいネイキッドスタイルの2ストマシン
が登場するとは想像もしてなかったので「やられた〜!」って感じでしたね(笑)。特にこの「R1-Z」に関してはホワイトカラーが良かったです。で、それ以降に関して
は年齢もあり、どんなモデルが新しく登場してもあまり衝撃を受けなくなっていたのですが、2015年に登場した、カワサキの「H2」は久しぶりに衝撃を受けました(笑)。
過給機を搭載してた事も驚きでしたが、ボク個人としてはやはりスタイルでした。当時のカワサキってなんとなく一貫したデザインでまとめ上げられた感があり、それは
それで悪くは無かったのですが、少し飽きてた感があってそれだけに「H2」の個性的なデザインが突き刺さったって感じです。カラーもダークなグレーが良かったですし、
あえてフレームなどだけに配置したクリーン色も使い方が上手いって思いました。まぁ、ざっとこんな感じです(笑)。皆さんそれぞれに衝撃を受けた車両ってあると思う
のですが、やはり「ファーストインプレッション」から受けた衝撃は忘れられないですね!。オートバイ以外もそうですが、第一印象って重要だと痛感します!(笑)
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