常に月間売り上げの人気ベスト3にランクインしており、中古市場でもよく売れてるヤマハ「SR400」。
昨年の9月で販売終了となっていますが、今でも根強い人気を誇っています。
また登場から今年でちょうど40年を迎えます。
最新の「SR400」はインジェクション化されており、初期モデルとはかなり仕様が違いますが、
4スト単気筒の基本的なエンジン構造は全く変わっていません。
唯一の難点は、セルスターターが付いておらず「始動はキック」のみであること。
しかも大半の「SR400」がカスタムされたもので、そのキックも一発という感じではありません。
ある意味、乗り手を選ぶバイクであると言えるのですが、
それでも、多くの幅広い層のバイクファンに愛されています。
これは個人的なイメージですが、大型バイクが主流の中にあって、この「SR400」だけは排気量の差別を超えた「別格の存在」で、
車両の優劣を感じない「唯一のバイク」と思っています。
もしかすると、そこが人気の「秘密の1つ」なのかもしれませんね。(笑)
さらには、スタンダードなデザインにシンプルな単気筒エンジンであることから、
容易に「フルカスタム」が可能でその幅は無限大です。
ボバー、カフェレーサー、チョッパー、トラッカー、スクランブラー、などなど何にでも変身してくれます。
社外パーツも豊富で、全国には数店舗の専門カスタムショップがあるほど。
世界に1台だけのオリジナルが作れることも、人気の秘密かもしれません。
また、走行に関しても車体が細くパワーもそこそこなので、女性でも扱いやすく乗りやすいバイクでもあります。
ただ問題なのは走行中にエンジンが止まった場合、再始動にキックが必要なことでしょうか。
とにかく人気は登場以来ずっとあって、いつの時代にも「SR400」はマッチしてきました。
ヤマハの車両の中でもトップの成功した車両と言っていいと思います。
現在は生産されていませんが、ヤマハでは次の「SR400」を現在開発中とのこと。
この最新モデルがどんなことになるか、その詳細はまだはっきり分かっていませんが、
基本的なものは変わらないと確信しています。
触って楽しむ、乗り味を変えて楽しむ、フォルムを変えて楽しむ、
色々なことが可能な「SR400」は今後もまだまだ人気を維持して行くことは間違いないですね!(笑)
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