Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

かつてRシリーズがスポーツバイクだった、BMW・R1100S。(番外編vol.3190)

2022-03-08 10:16:08 | 日記

現在の「BMW」で本格的なスポーツバイクと言えば「S」シリーズにある「S1000RR」や「S1000R」など、

はたまた「スーパーバイク世界選手権」の為に作られた「M1000RR Mコンペティションパッケージ」などに集約されていますが、

これらのスーパースポーツ(SS)が、まだ無かった2000年前後あたりの時代ってのは、

やはり世代を超えた「BMW」の代名詞「R」シリーズからなる「R50〜75」や、更に「R80」や「R100」などが、

いわゆる市販のスポーツバイクとされてた時代が、非常に長かった事は調べれば明確です。(笑)

ただ世界各社が、より本格的なスポーツバイクを送り出す中「BMW」としていつまでも伝統にこだわり時代遅れである訳にも行かず、

1990年代の後半から送り出された「近代的なスポーツモデル」の初号機として登場したのが「R1100S」だっりするんですよね。

このネームに付けられた最後の部分の「S」は「BMW」として初めて「スポーツを意味する紋章」ともなって行きます。

更に、一番の特徴は何と言っても、それまでの空冷式から「水冷・油冷式」になった水平対抗2気筒DOHCのボクサーエンジンです。

また、初期モデルの登場が1998年からなのですが、既にキャブは「フューエルインジェクション」となっており、

よりエンジンパワーを出す為に「吸排気の見直し」がなされた本格的なものだったりします。

で、最終モデルが2006年まで生産されており、その間に小さなマイナーチェンジはなされていましたが、

途中で大幅な改良を施すことはありませんでした。

そこから2007年に排気量をアップさせた「R1200S」へ、そして2010年にはついに並列4気筒エンジンを搭載した「S1000RR」へと、

大きく進化することになるんですよね。

で、更に、スペックを見て行きますと排気量が1085ccで、最高出力は99ps、最大トルクが9.7kgとなっています。

またフレームはオールアルミ製で駆動は伝統のシャフトドライブを採用、フロントフォークは倒立フォーク式で、

排気マフラーは、時代を先取りしたセンターアップ式となっていました。

また、余談ですが伝統の「水平対向エンジン」を搭載したスポーツモデルはこの後に、

現在でも人気モデルとなってる「R nineT」シリーズへと移行する事になります。やはり「BMW」と言えばこのエンジンですもんね。(笑)

更にかつてと違い、今のラインナップを見てみると「R」シリーズはアドベチャー系やツアラー系に多く使用されてて、

それまでがそのジャンルだった「K」シリーズと同一化してる感じになっていますが、これも時代の変化によるものかもしれません。

で、最後に中古市場を見てみますと、安いもので50万円あたりから年式が新しく程度の良いものになると100万円ぐらいで売られていますし、

カスタムされら車両を見てみると、今となっては「スポーツツアラー」の印象が強く、

本格的なスポーツバイクと言う印象は登場時より薄れてる感じがします。

まぁ、そこも見返して考えれば「BMW」らしいなぁって、思えるとことかもしれないですね!(笑)






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小さな町工場が作ったスポー... | トップ | ドゥカティのスポーツバイク... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事