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スタート時から不人気感があった、スズキ・GSX-S1000F。(番外編vol.3145)

2022-01-19 10:13:30 | 日記

いわゆる通常はカウル付きのオートバイが先に登場して、後からネイキッド版として別バージョンを登場させるのが、

オートバイ業界の「通例」ですが、このスズキ「GSX-S1000F」に関しては逆で先にネイキットの「GSX-S1000」が登場し、

その後からカウル付きとして登場したと言う「不思議な経緯」を持ったオートバイだったりします。(笑)

なので普通ならフルカウル仕様の場合、そのカウルにバックラーが装着されているのですが、

この「GSX-S1000F」はカウルではなく普通にハンドルに装着されています。

また「GSX-S1000」との差別化を図るため、あえて大きな特徴としてロングツーリングを主体とした乗り味や快適性を追求した結果、

車体に対して非常に「大きなカウル」が装備されています。

ただ、これが「デザインを損なう」結果となり登場当初から何となく不人気車の仲間入りを果たしてた感がいがめません。

要するに、あまりカッコ良く無いって事ですね。(笑)

残念ながら今年をもって廃盤化が決定しなくなってしまう事になりましたが、

世間で言うところのスズキ(スズ菌)の「やらかし」を象徴する1台となった感じです。(笑)

しかし、もう一度細部まで見渡して見ると優れた部分が多く、特にエンジンはスーパースポーツ「GSX-R1000」と共通で、

低速にトルクを振ってあえてパワーを落とした物だったりしますし、

電子制御システムに関しても「3モード トラクションコントロール・システム」が搭載されており、

走りに安全を加えた優れものだったりします。

また新車価格ですが不思議なことにネイキットの「GSX-S1000」が140万円するのに対し、

この「GSX-S1000F」はフルカウル仕様にも関わらず、それより20万円安い120万円と言う価格だったりします。

水冷式4気筒エンジンを搭載したリッターバイクだと考えればかなり安いですよね。

スペックを見ると最高出力が148psで、最大トルクが約11kgと結構良い感じで、

ガソリンタンク容量が17リットルなので市街地での平均燃費が約17kmあたり。

満タンで走れる航続距離を計算すると大体289kmと言う事になります。

ロングツーリング仕様と考えればもう少し燃費が良い方が良かったのですが、元が「GSX-R1000」のエンジンなので、

仕方ないかなぁって感じですかねぇ。(笑)

個人的な最終判断になりますが、廃盤化に追い込まれた敗因はやはり「デザイン」でしょうか…。

もう少しスマートで、同一モデルにあたるカワサキの「ニンジャ1000」の様な男臭さがあればもっと人気が出たかもしれません。

まぁ、残念ですね!(笑)








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