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大型バイクはパワーよりトルク。(番外編vol.2671)

2020-03-31 12:11:17 | 日記

100km出せる高速道路や、70km以上出せる国道バイパスなど、ある程度の「スピードと加速力」を体感するチャンスがある時、

排気量の大きい「大型バイク」に乗ってると、その吹け上がり感や、体が持って行かれる加速感を味わう事ができますよね。

これをカタログ数値で言う「エンジンパワーのお陰」と勘違いしてるライダーが多いと思うのですが、

この、前に向かって飛び出す感覚は「パワー」では無く「トルク」によるものです。

大抵のエンジンの場合、100ccに対して1kgのトルクを発生するので、1000ccのオートバイに乗ってれば、

約10kgのトルクが発生してくれる計算になります。

この手のオートバイに乗ったことがない方には、ちょっと「伝わりにくい」かもしれませんが、

10kgものトルク力が発生すれば、ハンドルから手が離れそうな勢いや加速力が体感する事ができる訳です。

これに関しては排気量に比例してる関係上、残念ながら人気の250ccクラス(トルク約2〜3kg)では味わう事は出来ません。

これがリッター系の大型バイクであり、このゆとりの加速力が1つの醍醐味であり、

ある程度の遠出に対して「安定感」と「楽チン」な感覚を味わう事が出来るって事です。

正直、大型バイクのメリットは「ここに尽きる」とボクは考えます。(笑)

また、そこから「最高速」を求めるとなると今度は「トルク」では無く、エンジンの「パワー」と言う事になります。

200ps以上のパワーがあれば、大抵200〜300kmは簡単に出せます。

これが「パワー」なんですよね。

ただし、この「パワー」に関しては一般道で出し切る事はおおよそ不可能ですし、出しちゃうと捕まります。(笑)

なので、サーキットには行かない、ツーリング主体のライダーにとって、実は「大型バイクをより楽しむ」には無駄に大きい「パワー」より、

太い「トルク」を持った「出来るだけ排気量の大きいオートバイ」が楽しいと言う発想になる訳です。

ただし、これはあくまで「直線」に対してのものであって、コーナリング特性とは別と考えた方がいいと思います。(笑)

例えば、ハーレーなどのビッグツインは排気量が1700cc以上もあるモデルが存在しますが、

単純計算すると17kgのトルクを発生する事になりますから、とんでもない加速力が出る事になります。

また、カワサキ「ZZR1400」や、スズキ「GSX1300隼」などの様に、スポーツ仕様でさらに1000ccを超えてるモデルとなると、

直線での加速力は2気筒Vツインのハーレーより、もっと過激な加速感を体感することが出来、

車重の比率から、他のオートバイと違い、200km出してもそこまで運転してて速い感覚がなかったりします。

まさに大型バイクを象徴するオートバイという訳ですね!(笑)

なので、そこの部分、いわゆる排気量から来る「トルク」の高いオートバイを選んで、出来るだけ加速力を楽しみたいなら、

単純に「排気量が大きいオートバイ」を選ぶことで実現可能という事になります。

ボク個人の感覚だと、やはりトルク力が10kg以上あるオートバイなら間違いないと思います。

世間では大型バイクに多くを望む傾向ですが、大型バイクの醍醐味はとにかく加速力、結局は、ここに着きますね!(笑)







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