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高回転こそ正義!ヤマハ・FZR250R。(番外編vol.3621)

2023-06-04 00:04:25 | 日記

1989年に登場したヤマハ「FZR250R」は、ヤマハにとって4スト並列4気筒エンジンからなる「250ccレーサーレプリカ」で最後のモデルとなります。

その最終の最後にあたるモデルで1994年式まで。また途中の1990年に大幅なマイナーチェンジが1度だけ行われています。「FZR250R」自体は先代

にあたる「FZR250(1986年〜1988年)」からのモデルチェンジだったのですが、フロントの大系からなるダブルディスク化や、デルタフレームの

剛性アップ、エンジン回転の向上(超高回転)など様々な部分が改善されることとなります。特に後期モデルはそれまでの2眼ヘッドライトから、

シングルケース型のプロジェクトライトへ変更されてもいました。最盛期には爆発的な人気を獲得してた「FZR250R」も1990年代に入ると急激に

人気を失い、販売台数の低下が原因となり廃盤化されてしまうのですが、現在の状況を考えると、昨年登場したカワサキ「ZX2-5R」の4気筒エンジンを

思っても非常に「魅力的なオートバイ」であると言えそうですよね(笑) また実はそれほど現在の中古市場で価格は高騰していません。調べてみますと、

大体安いものだと30万円あたりから、高いもので70万円前後で取引されています。平均をとると約50〜60万円で購入可能と言ったところでしょうか。

これで4気筒エンジンを搭載した250ccスポーツに乗れると考えれば、何となくお得とも言えますよね(笑) ただし、30年近くの中古ですから故障で

あったり、パーツ供給であったり維持に関してはどの程度の費用が必要になるかは個体次第とも言えます。で、この「FZR250R」の詳細な特性ですが、

そもそも初期モデルの「FZ250フェザー(1985年〜1986年)」から高回転なエンジンが売りの、水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで、とにかく、

まわして楽しいエンジンだったりします。特に1万回転あたりでの走行に素晴らしい部分があったりします。さらに車重は軽く166kgで、最高出力が当時

dMAXだった40ps、最大トルクは2.6kgとなっていました。しかし、このパワーは出力を抑えた結果なので、吸排気(キャブとマフラー)と一部の改造で

10ps近く上がってくれると言うものでもあります。いやぁ、そこも良いですよね(笑) ただ運転姿勢はどうしてもレーサー思考なので、かなり前傾と

なっており長時間の運転に関しては適していません。多少のデメリットもありますが、フレームはアルミ製のデルタボックス式のプレスバックボーンで、

ホイールサイズは前後ともに17インチ、現在売られてるタイヤサイズでも十分に選べるサイズだったりします。で、トランスミッションは6速MTで、

機械式キャブレターを装備、また面白いところでは社外品(アフターマーケットパーツ)になりますが、初期モデルの「YZF-R1」風フルカウルキットが

現在でも販売されており、全てを交換すると見た目が「YZF-R1」になると言ったものもあったりします。個人的には非常に懐かしいモデルで、最初に

就職した同期の仲間がこれに乗っていました。気がついたら、いつの間にか転倒によりネイキッド状態になってましたが、彼のライディングでも十分に

速かったイメージがあります。さて、今日はそんなヤマハ「FZR250R」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)




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