Good Frlend!(motovlog)

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オートバイも時代と共に目的が変わって来た。(番外編vol.2793)

2020-09-25 09:53:53 | 日記

今乗ってるライダーの大半は完全に「ツーリングが目的」となっていますが、

さかのぼりオートバイが作られる様になって、ずっと以前からそうだった訳ではないですよね。(笑)

50年代〜60年代のオートバイは、庶民にとってクルマ同様の「足」として使われていましたし、

70年代に入ると、思考が変わり一部の人だけの乗り物になり「暴走」する行為がメインとなって行きます。

とにかくオートバイが「一般的でなくなっちゃった」んですね。

また、この頃からオートバイの性能が急激に良くなり車両によってはレースをする人も増え始めます。

80年代に入ると「過去最高のオートバイブーム」が到来し、多くの人がオートバイに乗る様になります。

ライダーが増える一方、様々な使われ方に「変化」しますが、まだあくまでツーリングをする人が大半って事ではなく、

時代背景上「若者中心」という事もあり、学校までの「足」であったり「街乗り」であったり、

スリルを味わいたい「峠族」であったり、70年代から引き継がれる「暴走族」であったり様々に枝分かれし始めます。

中でも特に強い影響として「峠族と暴走族」は「大集団化」して社会問題も起こしてましたからね。

ただ、そんな世情を知りながらメーカーとしてはどんなオートバイでも売れると考え、

この頃(80年代の10年間)から「様々なジャンル」が登場することになります。

2ストスポーツバイクを中心に「SR」の様なストリート系やアメリカンタイプ、

さらに進化したモトクロスや「バハ」に見られるエンデューロ系もそう、

低排気量であればレジャーバイクも増え始め、

さらに後半になると大型バイクによる「ZZR」の様なツアラーや、BMWなどからデュアルバーパスなども登場します。

また90年代に入ると「ゼファー」の登場を皮切りに「ネイキッドブーム」が湧き起こり同時に「カスタム」が大流行します。

これはいわゆる「ネオクラッシック」というジャンルが構築され、

「ゼファー」を過去の名車「Z1」に近づけたかった意識と考えられます。

また、それに便乗するカタチで「国産アメリカン系」も同様の様相を体する様になり、

スティードを皮切りに様々な車両が登場し、とにかく「カスタムすることがオートバイ」って感じになります。

ただ90年代も後半に差し掛かると一気にオートバイブームは過ぎ去り、

ほとんどの人がオートバイに乗らなくなります。

その要因の1つに当時はまだ「ツーリングが楽しい」という意識が薄かった…そこに行き着く事がなかった気がします。

残念ながらこの時はオートバイの楽しさをそこに導き出すことがなかったんですよね。

2000年代になるとTVドラマに影響で一部「TW」が流行り、スカチューンがもてはやされる様になります。

それが落ち着くと今度は「ビッグスクーター」の時代が訪れ多くの車両が登場し始めます。

そしてついに2010年前後から今に繋がる「大型バイクブーム」がやって来ます。

そもそもは「ハーレー」人気が発端となってて、

その流れから、いわゆるかつての若者「リターンライダー」が増え始めた事が大きな要因となります。

初期はあくまでそれらの「オヤジライダーが全て」と言えてましたが、現在では多くの人の愛される様になっています。

この現象から始めて「ツーリング」を主体として盛り上がった訳です。

思い起こせば、趣味としてやっと「正常なオートバイとの付き合い方」になったとも言える気がしますね。

今日は以上です。(笑)








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