今日のテーマは今に通ずるだけでなく、ボクがオートバイに乗り始めた80年代から、
よく言われてきたお話です。(笑)
特に「スポーツバイクが好きな人」にとっては昔から結構「大きな問題」として取り上げられてて、
どちらが良いか、峠仲間の間で論争に発展する事もあったほどです。
昔のカウル付きと無しは「あるか!ないか!」だけの違いであって、
スペックに大した差がなかった事も要因でした。
例えばスズキ「RGガンマ250」と「ウルフ250」などがそうで、まさにカウルがあるか無いかの違いだけ。
そんな時代だったので単純に好みで意見が分かれていましたし、
中には元々、カウル付きだった車両をあえてネイキッドにカスタムする人もいたほどです。
今はその時代とは多少違いがあり、簡単に言えばカウル付きはフルスペックでセパハン、
無しは低速トルクを高め、アップハンドルと言う違いを打ち出しています。
しかし、実際に乗ってしまえばあくまで、どちらも「SS」である事に違いはありません。
最高峰の1000ccであれば、オーナーですら違いが分からないほど同じ様にめちゃ速いですからね。(笑)
また、特に新しいところで言うと、ドゥカティのカウル付き「パニガーレV4」と、
カウルなしの「ストリートファイターV4」に関しては、
スペックすら違いが少ない、どちらも最高出力が200psオーバーです。
もう、こうなるとどちらを選ぶかは好みだけですね。
欲しいオートバイは「デザインで決める」と言って良いほど外観の好みがオーナーにとって大きく反映されます。
スペックはその後の話。
現在ではハイエンドな1000ccクラスから軽量スポーツの125ccクラスまで、
スポーツバイクに関しては全てに、この2種類が用意されています。
メーカーとして、多少の味付けや違いを作ってはいますが、実際に乗り比べてもさほど違いはありません。
風除けがあるとか、姿勢が違うとか言われそうですが、実際は大差ないです。(笑)
で、ボク個人としては「ネイキッド」が良いかなぁ。
そもそもサーキットに行かないなら、ボクの場合カウルの必要性を感じないからですが、
元々、フォルム的にそっちの方が好きってのあります。
結局は、こう言う理由があるんだって事は無いので、それぞれの好みですね!(笑)