既にアプリリアの「RSV4」に搭載されてる電子制御には「ある種の学習能力」があり、
タイヤを交換したり、吸排気を交換すると自動で電子制御がそれを学習し、
最適なコントロールシステムを行ってくれるという優れた電子機器が搭載されています。
BMWやドゥカティに関してもこのシステムを導入することが検討されており、
ライダーの運転特性や癖を学び、そのライダーにあったコントロールを自動で行うとという、
より特殊な電子制御を開発してるとのこと。
まさに今話題の「AI」の世界ですね。(笑)
大型バイクで最高峰クラスともなれば、既に人間が安全に運転する領域を遥かに超えています。
特に慣れないライダーがそんなバイクに乗れば、
間違いなく危険であることは言うまでもありませんよね。
それを解消する1つの解決策がこの「自動学習機能」と言うことのようです。
ストットルのオンオフが極端なライダーには、それを緩和するスロットワークを自動でインジェクションが行う、
また、無意味にガチャガチャ変速を繰り返すライダーにはそれに応じたシステムがそれを補う。
例えとしては、そうゆうことのようです。
要するに乗り手の難点を学習し、より安全に走行するよう自動化される訳です。
何段階かのモードで乗り味を変えるのは、今のバイクにも既に搭載されています。
そうゆうのとは違う、バイク自身が勝手に乗り味を制御すると言うシステムなので、
まさに「AI」と言うことになります。
これが良いのか?良くないのか?はライダーによって意見が異なると思われますが、
安全を考えれば、無いよりあった方が良い気もします。
もし、サーキットをこのシステムを持ったバイクで走ったら、
間違いなく速く走れるでしょうし、転倒する危険も大幅に改善されるでしょう。
今後のオートバイに関して、どんな風に進化するのか良くわからない感もありますが、
モーターで走るバイクの他に、このような電子制御が組み込まれることは、
ある種、自然の流れなのかもしれません。
あとは新車価格がどこまで高くなってしまうかが不安材料にはなってきますけどね!(笑)