正直、コアな一部のファンを覗くと一般的に嫌われてる傾向にある「スズキ」のバイク。
いろいろな要因があるのでしょうが、はっきりした理由がよく分からない感じでもあります。
じゃあ、なぜ「スズキ」は嫌われてしまってるんでしょうか。
ボクなりに検証してみます。(笑)
まず、1つには「クルマメーカーとしてのスズキがイメージダウンさせている」ことです。
これは逆にホンダがクルマメーカーとして人気とモータースポーツに高い評価を得てることで、
バイクに関しても良い印象がある、これの逆の発想です。
スズキ自動車の場合、軽自動車が主流であることから、一般的なスポーツ性に関して認知が低く、
世間的なイメージとして高性能であるとは言い難い…。
それがそのまま、バイクのスズキイメージにつながってしまってるという印象です。
多くの人が、スズキのエンブレムすら嫌がってることを考えると確実にそれが言える気がします。
もう1つは「意外性の失敗」です。
一般的に「世間の声を反映させることで売れるバイクが生まれる」のですが、
スズキの場合あまりそこを調べていないのではと思える感があります。
どこか「自分たちが好きなバイクを作ってる」という印象が伺えるんですよね。
これが「スズ菌」と言われる要因になってる気がします。
ある意味、あっと驚く意外性の高いバイクが登場するのですが、
どうしても世間に対して「当たり外れ」を誘発させる結果となってしまいます。
これが残念ながら敗因を強める結果となり、余計イメージ的に悪い部分だけが記憶に残ってしまうことに。
中には「GSX1100S刀」や「隼」のような大ヒット作も生むのですが、
全体的には売れないバイクを流出する結果になっしまってる…。
他にも世間の声を聞くに「作りが雑」であるとか、
国産メーカーとしては「性能が悪い」であるとか言われますが、
これに関しては事実ではない気がします。
実際は、雑でもなく性能も良いと思います。
結局、イメージなんですよね。
上記で述べたことがメーカーとしてのイメージを悪くしていることは間違いないです。
強いこだわりを持ったライダーが、同じ100万円を使ってバイクを購入する場合、
ホンダ、ヤマハ、カワサキではなく、スズキを選ぶのか?
スズキのバイクが嫌われてる理由…、要はそこにある気がするんですよねぇ!(笑)