オートバイは趣味性が高い乗り物なので、ハマるにつれてどんどん「ステップアップして行きたい!」って気持ちは当然、誰にでもあると考え
ます。もちろんオートバイのジャンルや遊び方も様々あるので一概に言えない部分もあるのですが、今日はあえて一般的な「ツーリングする」
に置き換えて考えてみた時、ステップアップの流れとして、それが「排気量にある事」も事実として考えられる中、小型、中型、大型と「愛車
の排気量を上げる」傾向もごく普通にあると言えます。しかし、一方で自分に「ベストなオートバイ選び」となるとまた考え方は変わってくる
のもこれまた事実で、相対的に言えば決して大きい排気量が「自分にとって正解とは言えない」ってのもある気がするんですよね(笑)。そこ
であらためて乗りたい排気量、はたまた自分にベストな排気量とは?と言うテーマに関して考えてみたいと思います。まず例えばですが現在の
ボクは大型バイクに乗っています。排気量は1.200cc、パワーは90ps前後でトルクは15kg、また車重は200kgとなっています。で、自分自身
がこのオートバイに満足してる部分を簡単に述べるとすれば「加速力」です。逆に不満を感じているのは「重い」って事でしょうか。で、今度
はもしボクが排気量を落としてオートバイ選びをすると考えた時、とりあえず今気になってる車両の1つ、トライアンフの「スピード400」に
焦点を挙げたとして、このモデルの排気量は398cc、単気筒エンジンを搭載しており、最高出力は40ps、最大トルクが3.75kg、また車両が約
170kgとなっています。見た目は非常にオーソドックスなスタイルで、いわゆるスポーツネイキッドに属するモデルですが、ポイントは「軽量」
である事と、適度なパワーからなる「扱い安さ」です。また少しですが、英国(イギリス)のオートバイであると言うステータス付き。ただ現
在の大型バイクと比較するとパワーは約半分、トルクは1/5程度なので劇的に走りは「遅い」と考えられます。ただボク個人の考え方としては
「ちょうど良い」と言う見方も出来る気がするですよね。昔乗ってたカワサキの「ゼファー400」のエンジン出力が43psでしたが、当時はそこ
まで遅いとは思っていませんでした。まぁ、パフォーマンスに感じてはここまでとして、今のボクのオートバイライフを考えてみた時、ツーリ
ングする事を主体としてるのですが、まず高速道路には乗らない、法定速度から極端に違うスピードは出さない、遠出はしない、荷物は少なめ
身軽に走りたいと言う状況だったりします。さて、そうなると果たしてボクにとって、1.200ccあるオートバイが適正なのか?、もしかすると
自己満足(俺様は大型バイクに乗ってるぜぃ!)が先行してしまい苦労しながら乗ってるんじゃないか?、なんて疑問が最近になって大きくなっ
てる気がするんですよね。よくよく考えてみれば400ccも排気量があれば走りは十分ですし、乗りやすさはオートバイライフをもっと「身近な
ものに変えてくれる」気さえするんですよね。さて、今大型バイクに乗ってる方に、考えてもらう1つの事として「ベストなオートバイ選び」と
「排気量」の事をどう見るか?、もしかすると「自己満足の限界を感じてる」人もボクを含め中にはいるんじゃないでしょうかね!?。(笑)