思い起こせば2010年に教習所でついに大型バイクの免許を取得し、晴れて何でも乗れる状態になったのですが、家族の反対で当時購入目的だった
ハーレーダビットソを手に入れる事を断念し、それでもオートバイに乗りたい欲求(当時オートバイから数年離れてた…)から妥協を重ね、なぜか
シティーバイク系のヤマハ「TW225E」を買う事になったボクでしたが、2012年頃から昔の峠仲間の誘いからサーキットで走る事がボクのオート
バイライフとなった事で奥方に内緒(笑)という形でサーキット仕様ではあったものの初めてその友達から中古で大型バイクを買う流れになります。
確か当時でジャスト50万円で購入したのがボクにとって初めての大型バイクである、カワサキの「ZX-6R(R9F型-2009年式)」だったんですよ
ね(笑)。とは言え一般道を走る事ができない車両だったので、サーキットに特化したものでした。そもそもこの「ZX-6R」って1995年から販売
されており、海外輸出モデルとして存在していたのですが、ボクの乗ってた「ZX-6R(R9F型-2009年式)」は7世代目の当たるモデルで先代の6
代目との違いはアップ型のマフラーが一般的なマフラーへと変更された最初のモデルとなっていた所です。特に現在の様な電子制御システムは特に
搭載されていませんでしたが、いわゆる「マスの中心化」が徹底して行われた設計となってて、スタイルがよりシャープなものになった仕様だった
んですよね。とは言えボクの買った車両は外品のカウルが搭載されていたので、ノーマルと比較すると見た目的に大きな違いはありました。それで
も手に入れた時は嬉しかったですしワクワクした気持ちになった事を今でもよく覚えています(笑)。またノーマルで最高出力が134psとなってい
ましたが、多分、吸排気(マフラーなど)とフューエルインジェクションのマップの書き換え、さらには軽量化や冷却システム、はたまたレース用
のクラッチ関係などで150ps(ラムエア時)近いパワーが出てた車両でした。ただしサーキット仕様でしたから低速はスカスカで、エンジンをかけ
てもスロットルを煽らないとエンストする状況でしたし、クロスミッションから極端なレスポンス持った車両でもありました。最初は乗り慣れず苦
労しましたが、そのうち慣れてくると非序に速いマシンである事に気がつくんですよね(笑)。また高速で走ると非常に安定した走りになって「レ
ーシングマシンってこうゆう事なんだ!」って知った車両でもありました。最終的には2015年に次の愛車となる「ZX-6R(ZX636E型)モリワキ
コンプリートモデル」に乗り換えた事で手放すのですが、今思い返せばサーキットでの走りの楽しさを教えてくれたのが初めて買った大型バイクで
もある「ZX-6R(R9F型-2009年式)」だったんですよね!(笑)