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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

角田市の新規就農者へのサポートチームによる訪問を行いました

2025年08月21日 15時05分49秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 8月19日に、角田市で農業次世代人材投資事業(経営開始型)及び新規就農者育成総合対策・経営開始資金の交付を受けている新規就農者を対象として、サポートチームによる訪問を行いました。

 この訪問は、新規就農者が栽培技術や経営ノウハウ等を習得し、早期に経営安定を図ることを目的としています。

 今回は果樹生産者2名、いちご生産者1名を巡回し、生産・経営状況の確認や、栽培管理の指導、規模拡大等に関する今後の課題の聞き取りなどを行いました。

 各農家とも、この夏の高温への対応に苦慮しているようでしたが、自身の営農ビジョン実現に向けて、栽培管理等に励んでいる様子が伺えました。

 普及センターでは今後も関係機関と連携し、新規就農者の定着支援に取り組んでいきます。

 

  

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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金成津久毛地区にて加工用トマトの収穫が行われました!

2025年08月21日 13時37分33秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和7年8月5日(火)、金成津久毛地区の農地整備ほ場にて加工用トマトの収穫が行われ、関係機関や地域の担い手あわせて約20名が参加しました。

 今回収穫された加工用トマトは、5月に定植が行われたもので、カゴメ株式会社の指導のもと、生産者によって適切な栽培管理が行われてきました。また、県農業・園芸総合研究所やヤンマーアグリジャパン株式会社の協力のもと、効率的な栽培手法や機械化体系の確立に向けて支援してきました。

 本年、栗原地域では7月の降水量が少なく高温傾向で推移したため、加工用トマトは小玉傾向であり高温障害の果実も発生しましたが、無事に収穫を迎え生産者は安堵した様子でした。

 収穫された果実はカゴメ株式会社で販売されているジュース等に加工され、消費者のもとへ届けられます。普及センターでは、今後も生産者や関係機関と連携しながら、園芸産地の育成に向けて支援していきます。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0228-22-9404 / FAX:0228-22-6144  


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米づくり推進登米地方本部生産振興部会を開催しました

2025年08月19日 16時59分59秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 令和7年7月31日に、米づくり推進登米地方本部生産振興部会を開催しました。農業生産に関わる関係機関を参集範囲とし、6月から続く高温と用水不足に関して、登米管内の現状について情報共有を図りました。

 今回は、農業農村整備部の農業用水対策連絡会議地方幹事会と併せて開催し、栗駒ダム、花山ダムを主とするダムの貯水量や今後の農業用水の見通しについて情報提供がありました。

 高温と用水不足により農作物への影響も少しずつ報告されており、引き続き、高温と雨不足が懸念されるところです。最後に、今できる「節水と飽水管理の徹底」について、関係機関がそれぞれ周知を行うことを改めて確認しあいました。

 普及センターでは、関係機関と連携し、高温や用水不足に関する技術対策を周知して参ります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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令和7年度みどり認定・まるわかり相談会が開催されました。

2025年08月19日 14時41分40秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

令和7年8月12日(火)に東部地方振興事務所農業振興部の主催で、令和7年度みどり認定・まるわかり相談会が石巻合同庁舎で開催されました。

みどりの食料システム法による「みどり認定」については、令和9年度を目途に環境保全型農業直接支払交付金の要件とすることが検討されています。このため、当該交付金活用者を対象に、「みどり認定」の取得に向けた支援が必要であり、今回、関係機関と連携して開催に至ったものです。

 本相談会では「みどり認定」の概要、認定までの流れ、取得することによるメリットや申請書の書き方などの詳しい説明のほか、参加者からの質問に答える相談も行われました。参加者にとっては、疑問点が解消され、「みどり認定」に対する理解が深まる機会となりました。


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加工用ばれいしょの収穫が行われました

2025年08月19日 10時37分55秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 登米地域では、令和3年度に加工用ばれいしょを栽培する生産者によって「登米ぽてと組合」が設立され、以降、組織的な取り組みが行われており、今年の加工用ばれいしょの作付面積は約15haとなっています。

 今年は定植期の断続的な雨や5月末の豪雨、6月と7月の極端な雨不足など、収量品質への気候的な影響が大きいシーズンとなりました。収量については増減があるものの、収穫作業における大きなトラブルは無く、7月下旬から8月上旬にかけて、無事全員が収穫を終えることができました。

普及センターでは、加工用ばれいしょの生産者を対象に、栽培技術向上を支援するプロジェクト課題に取り組んでいます。安定した収量・品質の確保に向けた体制の確立を目指し、管内版栽培マニュアルの作成や、生産中・長期計画の策定などを支援してまいります。

 

収穫したばれいしょ

収穫作業の様子

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

 


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金のいぶきの現地検討会が開催されました。

2025年08月18日 16時48分27秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 令和7年7月24日に気仙沼市本吉町内で気仙沼金のいぶき協議会による現地検討会が開催され、生産者や関係機関等9名が参加しました。

 「金のいぶき」生産ほ場を2か所視察し、今年の高温・少雨の状況の中でも順調に生育している状況を確認しましたが、今後の水不足による影響を心配する声がありました。

 普及センターから、幼穂形成期以降の肥培管理について説明し、併せて出穂期以降の積算平均気温を目安とする刈り取り適期を把握するため、各生産者に出穂期の記録を依頼しました。

 今後も、「金のいぶき」の高品質生産に向けた適切な栽培管理のための巡回指導を行っていきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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酒米「蔵の華」の稲作指導巡回を行いました。

2025年08月18日 16時37分33秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼市廿一(にじゅういち)地区では、清流「蔵の華」廿一会(会員12名)が、酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社に全量販売しています。

 

 7月23日に同地区において、「蔵の華」栽培の現地巡回を行い、全会員に対して生育状況の確認と今後の栽培管理についての助言を行いました。

 併せて、県病害虫防除所から斑点米カメムシ類の注意報が7月18日発表されていたため、水田内のすくい取り調査も行いました。近年、発生量が増えているクモヘリカメムシも確認できたため、改めて斑点米カメムシ類の防除について指導し、注意喚起を行いました。

 また、「蔵の華」は、7月下旬頃から出穂が始まるため、適切な水管理について指導するとともに、熱中症対策も注意喚起しました。

 

 普及センターでは今後も酒米「蔵の華」の安定生産に向けて生育状況の調査等、支援を行います。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

 


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農業法人でスマート農業研修会を行いました

2025年08月18日 15時08分39秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 角田市高田萱場地区の担い手である農事組合法人さくらファームでは、来年度より、面工事完了後の大区画ほ場で水稲直播栽培に取り組むこととしています。そこで、水稲直播種栽培と栽培支援システム(ザルビオ)の活用について「スマート農業研修会」を7月24日に開催しました。

 法人理事7名が出席し普及センター職員が講師となり、直播栽培のメリット・デメリット、管理のポイントについて説明しました。また、栽培支援システム(ザルビオ)の効果的な活用方法について、画面をみながら解説しました。

 法人からは、直播栽培に適した土壌条件についてなど質問が熱心に出され、次作に向けた意気込みを感じました。

 普及センターでは、今後も先進的技術に取り組む経営体を支援してまいります。

 

  

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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「ハイドリーム・ロードリーム」で目標と課題を明らかに

2025年08月18日 14時07分05秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年7月23日、岩沼市の農事組合法人林ライスを対象に、社会保険労務士の松倉惠子氏を講師に迎え「組織運営強化及び人材育成研修会」を実施しました。研修会では、「ハイドリーム(1年後の最高の状況)・ロードリーム(1年後の最悪な状況)」の作成を通じて、組織や社員の目標や課題を明らかにしました。

 研修は2部構成で実施し、第1部は4人の役員を対象に、役員全員でひとつのハイドリーム・ロードリームを作成し、組織が目指す組織の姿とその夢の実現に向けた課題を明確にしました。第2部は4人の社員を対象に、2人1組のペアとなり、互いのハイドリームとロードリームを聞き取り、社員各々が描く組織の一員としての夢やその実現のための課題などを明らかにしました。

 松倉先生の軽快なリードにより、役員や社員一人ひとりが積極的に発言され、日頃から考えている法人の将来像や社員それぞれが目指す将来の姿、その実現のために考えている具体策などを明らかにする貴重な機会となりました。

「地域の農地を大切に守る」という組織の理念が、社員一人一人に浸透していることも明らかとなり、組織内の信頼関係がいっそう深まったように感じました。

 普及センターでは、引き続き、農業法人の様々な課題解決のための幅広い支援を行ってまいります。


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若手女性農業者向けワークショップ「みんなでマルシェ参加講座Ⅰ」を開催しました!

2025年08月18日 09時16分20秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 大崎・美里・栗原の3つの農業改良普及センターでは、令和6年度から、若手女性農業者等の地域での活躍や交流を支援する事業を合同で実施しています。

 令和7年度は、「みんなで販売会・マルシェ出店にチャレンジ!」をテーマに、管内イベントやマルシェに参加して農産物等の販売を行うこととしています。出店に向けた準備として、令和7年8月7日(木)に第1回ワークショップ「みんなでマルシェ参加講座Ⅰ ~マルシェの事例研究と企画の立案研修~」を開催しました。

 ワークショップには3地域から9名の女性農業者が参加し、(一社)みやぎ大崎観光公社の小林営業戦略部長を講師に、「どのようなマルシェにしたいか」や、マルシェのキャッチフレーズ、ロゴマークの作成などについて検討を行いました。

 検討の結果、マルシェのキャッチフレーズは「農Lady 農Life」に決定し、参加者が生産する農産物をイメージした素敵なロゴマークも制作されました。参加者はマルシェ出店に意欲的であり、「みんなで活動ができることがよかった」、「出店への意気込みが高まった」、「事前の講座を含め全参加を目指したい」といった感想が寄せられました。

 今年度は「おおさき産業フェア2025」(令和7年10月18日(土)、大崎市)、「大崎地方青年文化祭」(令和8年1月18日(日)、美里町)の2つのイベントへのマルシェ参加を計画しています。また、9月10日(水)に出店に向けた第2回講座、令和8年2月頃に反省会・交流会を開催する予定です。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 

https://www.instagram.com/nolife_nolady?igsh=MXhmaXIzMWRwa3pvcQ%3D%3D&utm_source=qr

Instagram開設しました


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