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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台農業士会第1回研修会が開催されました。

2022年09月16日 11時11分54秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 令和4年9月7日に大郷町内において仙台農業士会第1回研修会が開催され,10名の農業士が参加しました。
 この研修会は,会員の経営を視察しながら意見交換することにより,会員の相互理解を深め,今後の経営発展の一助とすることを目的としており,今年度新たに会員となった農業士4名のうち青年農業士2名のほ場や施設を視察し,意見交換を行いました。
 はじめに,青年農業士の上杉一乃歩氏のりんご園と自宅加工場を視察し,30年前に開園したりんご園の栽培状況や自家農産物を使った農産加工について説明がありました。次に,(有)大郷グリーンファーマーズの園芸施設やライスセンターを視察し,青年農業士の西塚忠樹氏から小松菜の生産や外国人研修生の受入れ,水稲の有機認証等の取組について説明がありました。視察後には,東北・北海道地域農業士研究会及び県農業士会国内先進地農業視察研修会について,参加した役員からの報告を受け,普及センターからは補助事業等の紹介を行いました。
 終始活発な意見交換が行われ,有意義な研修会となりました。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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令和4年度第1回仙台地域農業普及活動検討会を開催しました。

2022年09月16日 08時26分50秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化
 令和4年9月2日,大郷町保健センターを会場に「令和4年度第1回仙台地域農業普及活動検討会」を開催しました。課題検討に先立ち,プロジェクト課題で支援している大和町落合のシャインマスカットほ場を視察しました。園主のJA新みやぎあさひなぶどう部会の瀬戸副部会長は,定年退職後ぶどうの栽培を始めましたが,こまめな管理や房づくりが難しく大変手間をかけていることなど説明がありました。委員からは植えてからどれ位で収穫可能かなど質問がありました。
 次に,課題検討会場において4つのプロジェクト課題を1課題ずつパワーポイントで説明した後,質疑応答を行いました。
 最後の総合検討では,「RTK基地局設置等のスマート農業について,大区画ほ場では必要であり,町としても推進したい」という意見や,「えだまめ栽培における補助暗渠等の排水対策が,逆にブロックローテーションで水田に戻しにくいという問題がある」なども話題となりました。
 また,普及センターに対し,技術的な指導も含め人材育成や後継者確保支援も喫緊の課題であり,重点的に支援してほしいことや,大規模法人等の支援だけでなく定年退職後にシャインマスカットを丹念に育てている農家など幅広い人々を育てる役割に期待しているとお話をいただきました。
 この検討会で出された意見等を踏まえて,プロジェクト課題等の目標達成に向けて活動してまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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みやぎ農業未来塾「石巻地域の農業紹介講座」を開催しました。

2022年09月14日 18時10分56秒 | ②新たな担い手の確保・育成
令和4年9月7日に,令和4年度みやぎ農業未来塾「在学者コース~石巻地域の農業紹介講座②」を開催しました。
本講座は,高校在学中の学生を対象に石巻地域農業の優良事例を紹介し,進路選択の参考と学習意欲の向上を図る目的で開講しました。
今回は,石巻北高校食農系列2年生35人を対象に,石巻地域の施設園芸型農業法人の取組紹介として,石巻市の有限会社サントマトを訪問し,同社代表取締役から,大型園芸施設での栽培の様子や,自社ブランドの高糖度トマトの販売戦略等について説明を受けました。
生徒らは,養液栽培を初めて目にしたとのことで,積極的な質問や,興味深くメモをとる等,農業の現場に刺激を受けた様子でした。
当普及センターでは,本県農業を担う新たな担い手の確保・育成に向けて,引き続き取り組んで参ります。


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トマトケチャップづくり講習会を開催しました

2022年09月14日 15時03分50秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 令和4年9月6日,気仙沼市のクッキングスタジオで気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会と共催でトマトケチャップづくり講習会を開催しました。講習会には22人の会員が参加し,市内キッチンスペース夢の舎(ゆめのや)シェフの石田幸子氏を講師に迎え,手作りトマトケチャップとケチャップを使用した料理4品の作り方を実習しました。レシピをもとに参加者それぞれが工夫しながら料理を作り上げました。参加者からは,「多くのメニューを実習することができ,とても勉強になった。」と大変好評でした。
 気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会では,今後,移動研修会や牛乳料理講習会等の事業を計画しており,当普及センターも事業実施に向け支援して参ります。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

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第5回水稲乾田直播栽培勉強会を開催しました

2022年09月14日 10時26分40秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化
 当普及センターでは,令和4年度から「水稲乾田直播栽培の技術定着による収量向上」をプロジェクト課題に位置付け,4月から8月まで毎月1回「水稲乾田直播栽培勉強会」を開催しています。8月は「適期刈取り」をテーマに開催し,生産者11名の参加がありました。
 普及センターからは,生育状況,成熟期の目安,収穫作業の留意点を説明し,適期刈取りを呼びかけるとともに,栽培管理を振り返り,疑問に思う点などについて参加者全員で意見交換をしました。
 稲作の管理作業が落ち着いている時期であったことから,初めて勉強会に参加した法人もおり,不安や疑問に対して乾田直播栽培で実績のある法人から実践的な助言が得られ,「これまでは忙しくて勉強会に参加できなかったが,これからは忙しくても参加する。」といった声もありました。 
 普及センターでは,生産者同士のネットワークづくりを推進しながら,今後も水稲乾田直播栽培の技術定着を支援してまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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若牛会の定例会が行われました

2022年09月13日 14時12分32秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 令和4年8月29日(月)に会員宅で若牛会の定例会が行われました。若牛会は,大崎市岩出山,鳴子温泉地区の若手畜産農家により構成される自主的な組織で,顧客に高く評価される子牛生産を目指して,子牛市場における産子検査や県内外の視察研修等の活動を行っています。今回の定例会では,8月の産子検査の結果や全国の子牛市場価格について情報提供し,市況等について情報共有したほか,会員相互の親睦を深めることができました。
 普及センターでは,引き続き新規就農者や生産組織等の生産技術向上への取組を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

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「金のいぶき」収穫前研修会を開催しました

2022年09月13日 14時08分20秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年9月5日に,宮城県米づくり推進大崎地方本部主催の「金のいぶき」収穫前研修会を,美里農業改良普及センター管内の展示ほを会場として開催しました。
 研修では,美里農業改良普及センターから,展示ほの生育概況や収穫時の留意点について,また,北部地方振興事務所農業振興部から,県内及び管内の生産状況や生産支援事業等の説明を行いました。参加者からは,「展示ほ場ではどのくらいの単収になっているのか」,「等級はどのようになっているのか」などの質問があり,関心の高さが伺えられました。
 大崎及び美里農業改良普及センター管内における「金のいぶき」の栽培面積は,令和3年と比較すると約2倍になっており,引き続き,安定生産に向けて,栽培技術指導を行っていきます。

<連絡先>
大崎農業改良普及センター先進技術班  TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910
美里農業改良普及センター先進技術班 TEL:0229-32-3115 FAX:0229-32-2225

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飼料用とうもろこしの収量調査を行いました

2022年09月13日 14時04分11秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 令和4年8月22日(月)に加美町に設置した飼料用とうもろこし実証展示ほにおいて,収量調査を行いました。実証展示ほは,輸入飼料の価格高騰等の対策として,自給飼料の増産を図るため飼料作物の生産技術向上と生産性の高い優良品種の普及拡大を目的に設置されたものです。当普及センター管内では,加美町の酪農家の協力を得て2品種(パイオニア118日,スノーデント115)を栽培しています。令和4年4月26日に播種してから118日を迎え,収穫期に近づいた飼料用とうもろこしは,稈長が約300㎝と順調に生育し,例年通りの収量が得られる見込みです。
 普及センターでは,引き続き管内畜産農家の自給飼料生産技術向上を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

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そらまめ栽培講習会が開催されました

2022年09月13日 11時32分36秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年9月7日(水),JA新みやぎ栗っこそらまめ部会の栽培講習会がJAの瀬峰野菜集荷場及び志波姫支店会議室で開催され,生産者29名と講師として,種苗会社及び普及センターの担当者が出席しました。今回の講習会では農地整備事業を契機に高収益作物に取り組む地区の担い手や,水田転作で新たにそらまめに取り組む生産者が参加され,栽培を基本から学習しました。栗原市のそらまめ栽培は,転作作物として昭和50年代後半から栽培され,県内でも主要な産地の一つになっています。
 はじめに,種苗会社から播種やほ場準備のタイミングと注意点,パオパオ被覆による冬越しと春先の徐覆後の整枝方法,開花後の乾燥防止など栽培のポイントについて説明がありました。次に普及センターから,そらまめに発生する病害虫の特徴と対策や,薬剤の抵抗性発達を防ぐため,RACコード(農薬の作用機構分類)を参考にしながら,系統の異なる薬剤をローテーションで散布するよう説明しました。また,肥料価格の高騰による生産コスト増加が予測される中,過不足なく適切な施肥を行うため,土壌分析の活用を推奨しました。参加者は,土づくりや栽培管理のタイミング,早期防除の重要性について,知識を深めたようでした。
 普及センターでは,同部会員のそらまめの栽培技術向上に向けて,今後も継続して支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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第1回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2022年09月13日 08時37分24秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 普及センターでは普及活動の改善を図ることを目的に,課題設定や計画,活動状況等について外部委員から意見を求める普及活動検討会を開催することとしており,令和4年8月31日(水)に,第1回目の検討会を開催しました。
 今回は,普及活動の中心となる令和4年度普及指導計画と,2つのプロジェクト課題活動について説明し,各委員から御意見をいただきました。
 2つのプロジェクト課題は今年度からの新規課題であるため,課題設定の背景や活動の目標,8月までの活動状況等について,スライド化した現地の活動写真を使いながら説明しました。
 プロジェクト課題No.1の「加工用ばれいしょ栽培技術の向上」については,「支援対象作物が加工用ばれいしょなのはどのような理由なのか?」との御質問があり,機械化体系が確立していることや販売先が安定していることなどについて説明しました。
 プロジェクト課題No.2の「農地整備を契機とした地域営農体制の構築」については,「法人化の話し合いでは,設立間際になってもめることもあるので,早くから課題を明確にしてしっかり議論することが必要である」との御意見をいただきました。
 また,最後の総合検討の場では,普及活動全般に関する様々な御意見をいただきました。
 普及センターでは,今回各委員からいただいた御意見を参考に,効果的な普及活動の推進に努めることとしています。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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