宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

いちご親株苗増殖ほの巡回指導を実施しました!

2021年05月19日 09時24分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 令和3年5月13日にいちご親株苗増殖ほの巡回指導が開催され,みやぎ農業振興公社及び農業・園芸総合研究所とともに,管内のもういっこ親株生産者のほ場で,生育状況の確認を行いました。
 これまでの生育は順調に進み、病害虫の発生もありませんでした。農業振興公社から,今後の管理として,ランナーの誘引を開始するタイミングや,薬剤散布及び施肥のタイミングについて詳しい指導がありました。
 今後も現地巡回をとおした最適な管理の支援によって,来年産いちごのより高品質な親株生産が行われることが期待されます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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清流「蔵の華」廿一会の育苗現地検討会を開催しました

2021年05月18日 09時09分03秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和3年5月10日に,清流「蔵の華」廿一会の育苗現地検討会を開催しました。本会は,気仙沼市新月地区において酒米品種「蔵の華」の栽培に取り組んでおり,気仙沼市内の2つの蔵元に全量出荷しています。
 現地検討会では,各会員の育苗施設を巡回し,育苗状況を確認しました。4月の低温による生育遅れも現在は回復し,すでに田植えを行った会員もいました。育苗中の会員には田植えまでの水や温度管理,田植えを実施した会員には本田の水と雑草管理についての助言等を行いました。
 出席した会員からは,高品質米栽培だけでなく,高密度播種や肥効調節型肥料の使用といった省力技術導入への意欲も示され,普及センターも重点活動として継続して支援を行っていきます。
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0226-25-8069    FAX:0226-22-1606

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令和3年5月の母の日にユニクロイオンモール名取店で地元産「名取のカーネーション」をPR

2021年05月18日 08時12分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 5月9日の「母の日」に合わせ,株式会社ユニクロのイオンモール名取店において,名取市花卉生産組合が名取のカーネーションのPRを行いました。
 これは,5月5日から9日までの間に同店で商品を購入した来店客に地元特産のカーネーションをプレゼントする企画に名取市花卉生産組合が協力したもので,名取産を表示したステッカーを付けたカーネーション計300本を先着で1人1本プレゼントしました。
 店内の一角には,カーネーションをモチーフにした名取市のマスコットキャラクター「カーナくん」を配置し,東北一の生産量を誇る「名取のカーネーション」を紹介するコーナーを設けていただきました。 
花きの分野においても,産地表示が消費者の商品選択の指標となれば,ブランド化の手段にも成り得ると考えられ,今後,普及,定着が期待される取組です。
 普及センターでは,関係機関と連携し,花きの産地表示の取組を今後も継続して支援してまいります。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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水稲優良品種決定現地調査(栗原)の田植えを行いました

2021年05月17日 14時24分33秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 令和3年5月13日(木)に栗原市高清水地区において「令和3年度水稲優良品種決定現地調査」の田植えを担当農家,栗原農業改良普及センター職員で行いました。
 本調査は,「主要農作物種子条例」(令和2年4月1日施行)に基づき,主要農作物(稲,大麦,小麦及び大豆)の優良な品種を決定することを目的に実施されるものです。水稲の現地調査は,県内9か所(8普及センター)で行われ,北部平坦地帯の1か所を栗原農業改良普及センターが担当します。
 本年度は,「東北235号」など5種類の系統・品種の田植えを行い,将来新品種候補となる可能性を秘めた苗を丁寧に植えていきました。
 普及センターでは,今後,出穂期・耐倒伏性などの栽培特性に関する調査を行う予定であり,現場で要望される水稲品種のニーズ把握に努めてまいります。
 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
  TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144

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みやぎ未来塾(地域農業紹介講座)を開催しました。

2021年05月13日 12時06分28秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 令和3年4月23日(金)に,宮城県農業大学校の管内出身の1年生4名(アグリビジネス学部と園芸学部)を対象に,「みやぎ農業未来塾(地域農業紹介講座)」を開催しました。
 はじめに農業改良普及センター職員から,農業改良普及センターの役割や仙南地域の農業の現状,就農支援の仕組み等について説明しました。また秋に予定している先進農家研修の参考になるよう,管内の先進的な経営で6次産業等に取組む角田市の合同会社あぐりっとかくだ及び蔵王町の果樹農家の特色ある経営体を紹介しました。
 参加した学生は,最初緊張した面持ちで話しを聞いていましたが,次第に緊張がほぐれ,活発な質疑応答が交わされました。また今後行われる体験学習についても参考になったようです。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター地域農業第二班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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令和3年度宮城県農業大学校入校生の「普及センター訪問」が開催されました

2021年05月12日 15時32分22秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 令和3年4月23日(金),登米合同庁舎において,令和3年度宮城県農業大学校に入学した登米市内出身学生2名の「普及センター訪問」が行われました。
 普及センター職員からは,学生に対し管内の農業概況のほか,登米地域の就農支援体制や関係機関の支援事業,営農助成等について説明しました。
 また,登米市4Hクラブ員も出席し,年間行事の取組状況やクラブ員の営農状況などが事例紹介され,市内への就農やクラブへの加入を勧誘しました。
 今年の入校生は,実家が畜産農家ではありませんが,高校で畜産を専攻し畜産学部に入学した学生です。農大卒業後は,畜産の農業法人へ雇用就農を希望しており,そのため学生からは,畜産全体の課題や学生の間に取り組んでおくべきことなど,将来に向けた質問があり,その回答に熱心に聞き入っていました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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ねぎといちごの販売拡大による経営の安定化にむけた定例会の開催

2021年05月11日 10時08分03秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 気仙沼市のシーサイドファーム波路上株式会社は,杉ノ下地区畑地の担い手として平成28年7月に設立され,ねぎといちごの栽培に取り組んでいます。
 普及センターでは平成31年度からプロジェクト課題を立ち上げて支援を行っており,その一環として毎月定例会を開催しています。本年度はねぎ・いちご各部門それぞれ4月22日,23日に第1回目の定例会を開催し,さらなる安定生産と生産工程の改善に向け,進捗確認や管理履歴の振り返りによる課題の洗い出し,対応方策等の検討を行いました。
 5月以降,いちご部門では令和4年産管理作業計画の作成と親株管理優良事例の視察,ねぎ部門では秋冬どり栽培の管理支援,春どり栽培の播種計画作成支援を行っていきます。
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

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登米市産花きと生花店のコラボ企画第3弾「母の日」特別販売会開催

2021年05月11日 09時23分34秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 登米市は,花き生産額が県内でもトップクラスで,様々な切り花や鉢物が生産されています。
 これまで登米普及センターでは,登米市内花き生産者と生花店と連携した商品づくりを企画・提案し,「いい夫婦の日」「バレンタインデー」のイベント時に販売会を実施してきました。
 今回は,「母の日」向け商品を企画し,令和3年5月6日に県登米合庁,登米市役所等の職員に特別販売会として,花の注文販売を行いました。
 「母の日は、日ごろの感謝の気持ちを込めて、春色の可愛いお花をプレゼントしてみませんか」をテーマに,地元産のばらの切り花を生花店のプロの技で綺麗にアレンジしたスタンディングブーケやラッピングしたペラルゴニウム及びカーネーションの鉢物を多くの方々に購入していただきました。
 当日はテレビ局の取材もあり,購入者からは「普段の感謝の気持ちを込めてプレゼントしたい」「地元生産者のために今後も協力したい」などのコメントが寄せられました。今後も,花の産地「登米市」のPR,地元産花きの販売促進に向けた支援を行っていきます。


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

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農業大学校生が地元の普及センターの取組を学びました!

2021年05月10日 16時59分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
今年,宮城県農業大学校に入学した,石巻管内出身者3名が普及センターを訪問しました。この行事は,毎年行われているもので,普及センターの業務や管内の農業の特徴を知り,将来就農する際に役立てて欲しいという趣旨で行われているものです。
 当日は,当センター職員が業務内容,重点的に取り組んでいる活動内容,プロジェクト課題として被災農地で営農する方々への支援,法人の組織力アップ,にこにこベリーやアスパラガスの栽培支援を行っている等を説明しました。また,管内の特徴について,栽培規模が大きい経営体や大区画圃場が多いこと,園芸品目の栽培が多いことなどを説明しました。
 農大生からは,普及員はやりがいがあるかという質問があり,県職員の中でも普及指導員は,直接農家や人に接し,支援出来る珍しい仕事。直接感謝の気持ちを伝えてもらえ,支援を行うやりがいを感じる。何かあったら,是非声をかけてほしい旨を伝えました。
 今後は,夏以降に,農大生の管内農家での派遣学習が行われる予定で,希望する農家での研修が出来るようマッチング活動を行います。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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今年も元気に育成牛が放されました。-気仙沼市本吉放牧場-

2021年05月10日 13時42分58秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 気仙沼市本吉放牧場は昭和44年の開牧以来,福島第一原子力発電所事故に対応した草地除染の取組時期を除き放牧事業を実施してきました。今年度も地域の酪農家から預託された約60頭の乳用牛が,放牧地に元気に放されました。毎年行われていた入牧式・獣魂祭が新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため中止となりましたが,管理主体である農事組合法人モーランドでは,広い放牧場で牛が運動することにより,農家の期待に応えられる足腰の丈夫な牛となって預託農家のもとへ返せるよう大事に管理したいと意気込んでいます。
 なお,放牧場に併設されている『モーランド・本吉』には,動物とのふれあいや乳製品加工体験施設,美味しい牛乳が飲めるレストランもあり,気仙沼・本吉地域の酪農・畜産をPRする拠点施設となっています。

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