goo blog サービス終了のお知らせ 

宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

集落ぐるみの鳥獣被害対策モデル事業第2回勉強会(亘理町南長瀞地区)

2018年09月10日 11時15分00秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成30年8月25日に亘理町南長瀞地区において,集落ぐるみの鳥獣被害対策モデル事業における第2回勉強会が開催されました。

 当地区では近年イノシシによる農作物被害が多発し,住宅地にもイノシシが出没するなど,住民の安全についても問題が出てきたことから,「集落ぐるみの鳥獣被害対策モデル事業」を活用し,ワイヤーメッシュ柵による獣害対策を実施することとしています。

今回の勉強会ではワイヤーメッシュ柵の製造販売を行う,㈱佐藤製線所の社員を講師に,柵の設置方法の説明と柵の設置の実習が行われました。

イノシシ成獣の鼻の力は80~120kgに及ぶことから,支柱を十分深く打ち込むこと,幼獣(ウリボウ)が狭い隙間から進入し,幼獣に釣られて成獣も無理やり柵を破ることがあるので隙間を作らないことなど,設置にあたってのポイントが説明され,参加した農業者らは熱心に実習に取りくんでいました。

今後,水稲が成熟期を迎えると,イノシシの水田への侵入が多発することから,水稲収穫期前に集落全体を柵で囲めるよう,設置作業を完了させる予定です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 丸森町にて集落営農法人の連... | トップ | 6次産業化の先進地視察研修... »
最新の画像もっと見る

農村地域の振興に向けた取組支援」カテゴリの最新記事