宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

カンパニュラ栽培勉強会を開催

2018年08月23日 07時42分36秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 燃油高騰対策の一環として,低温開花性にすぐれた品目であるカンパニュラの栽培が平成29年より仙南地域でスタートしました。
 初めて取り組む品目でもあり,平成29年は柴田町6名,角田市1名,川崎町1名の合計8名の花き生産者が試験的に取り組みました。
  需要期である3月の春彼岸を狙いましたが,2月の寒波で生育が遅れ結果的には5月のゴールデンウィークが出荷のピークになりました。
 昨年度の結果を踏まえ,本年度は2月の低温期前にカンパニュラの株を大きくするため,通常の作型よりも1ヶ月前倒しで行いたいと,生産者から提案があり勉強会を開催することとなりました。また,今年度は更に柴田町の生産者が1名増えるということで,昨年度栽培に取り組んだ生産状況の確認と情報交換を重点的に行いました。
  育苗方法や生育中の潅水タイミングなど,自分はこうだったと具体的な話を出し合ってもらい,十分に情報共有が図れたようでした。
  今後は,育苗期間,生育期間にお互いのほ場を見学する現地検討会を開催し,より一層,情報共有と技術の高位平準化を目指していく計画です。

(情報交換をする生産者)

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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