
令和5年4月11日にJAいしのまき主催で石巻河北地区の麦現地検討会が行われました。5法人6ほ場を巡回し、幼穂長の測定から想定される生育状況から減数分裂期追肥の時期(幼穂長30㎜)及び開花期の赤かび病防除時期の指導を行いました。どのほ場も幼穂長は10~25㎜で例年より生育は早いものの順調に生育しており、追肥時期は4月中下旬頃と予想されました。今年は気温が高く推移しており、追肥時期や赤かび防除の時期や刈り取り時期が早まるっているため、参加者は今後の作業日程について検討を行っていました。
石巻管内では、令和5年産で大麦が約780ha、小麦が約190ha作付けされています。昨今の国際情勢の影響により、国産麦の需要が高まっていることから当普及センターでは、今後も高品質な麦の安定生産に向けて栽培支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班
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