
令和6年5月17日に株式会社おひさま村の亘理町吉田ほ場を会場に生産者や関係機関10人が参加して宮城県園芸推進課主催でさつまいも移植機の実演会が開催されました。
会場になった株式会社おひさま村では、令和5年度に、GPS機能付きトラクター、マルチャー、専用の収穫機等を導入し、機械化体系による大規模化を図っています。今回の会場では、GPS機能付きトラクターでうね立てを行っており、等間隔のまっすぐなうねを作ることができました。
さつまいも苗移植機の実演会では、立ったまま苗を供給ホルダーにセットすると自動で設定した株間で植え付けを行っていきました。作業能率は手植えと同等ですが軽労化が期待されます。今回は、挿し苗の手直しが必要でしたが、機械に合った大きさの苗を用意することと畑の状態に合わせて機械を調整することで改善されるそうです。生産者は移植機を導入するうえで参考になっていました。
普及センターでは、今後も育苗、定植、収穫の作業を中心とした栽培技術の向上について支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143