
平成31年2月5日に県庁行政庁舎で平成30年度宮城県農業普及活動検討委員会を開催しました。本検討委員会は,農業者・学識経験者の方々を委員に,普及指導活動の方針,課題に対する活動方法や成果などについて評価・助言いただくために平成10年から毎年実施しているものです。
今年度は,主に,農業革新支援専門員が広域的に取り組む重点プロジェクト活動2点について発表し,ご意見をいただきました。
1つ目の「スマート農業実践による土地利用型経営体のトップモデルの育成」については委員の方々の期待が大きく,「ICT機器の導入により蓄積されたデータの効果的な活用方法を検討して欲しい。」,「中山間地域でも活用できる技術があれば示して欲しい。」など多数のご意見をいただきました。
2つ目の「企業的経営を目指す農業法人の経営体質強化」については,「震災後に急速な規模拡大をした法人の経営改善は重要。」,「活動の成果が数値化されるとなお良い。」などの助言をいただきました。
その他にも普及指導活動方針への要望など活発な意見交換が行われ,効果的・効率的な普及活動の推進に向けて有意義な検討の場となりました。
<連絡先>
宮城県農林水産部農業振興課 普及支援班
〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号
TEL:022-211-2837 FAX:022-211-2839
E-mail:nosin@pref.miyagi.lg.jp