<研修会の様子>
平成30年11月30日(金)に栗原市志波姫「エポカ21」で,土地利用型園芸研修会が開催されました。今回の研修会には,農地整備事業が行われている地区の担い手及び管内の約60名の農業者他,関係機関の各職員等を合わせて約80名が参加しました。
栗原地域では,大規模農地整備事業が盛んに行われている中で,平成30年度採択地区からは高収益作物の導入が必須要件となっています。県としても積極的な園芸振興を進めていることから,本研修会は汎用化水田において栽培が可能で,機械化体系が確立され契約販売ができるばれいしょについて情報提供を行い,高収益作物を導入を図るための一助として開催しました。
はじめに,栗原地域事務所農業振興部から「みやぎ園芸特産振興戦略プラン」について,農業農村整備部からは,「農地整備事業を契機とした高収益作物の導入」についての情報提供を行いました。続いて,カルビーポテト加工用ばれいしょ契約栽培の状況についてカルビーポテト株式会社馬鈴薯事業本部宇都宮馬鈴薯事業部菊地フィールドマンの講演があり,その後に県内における実践事例として東松島市の農事組合法人おおしお北部の津野専務理事と登米市豊里の県青年農業士佐藤氏から情報提供いただきました。
参加者からは,機械作業の詳細や生産コストについての質問があり関心の高さが伺えました。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144