宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「蔵王山噴火を想定した農業技術対策」に関する資料を作成

2015年10月27日 09時17分43秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成27年8月「蔵王山噴火を想定した農業技術対策」に関する資料が完成しました。
 この資料は,大河原地方振興事務所農業振興部内に設置した「蔵王山噴火を想定した農業技術対策を検討するワーキンググループ(平成27年4月27日要領設置)」が作成しました。
 ワーキンググループは,平成27年4月13日に宮城県の蔵王山に噴火警報(火口周辺)(※平成27年6月16日噴火警報解除)の発表を受け,火山噴火に伴う火山灰の降灰による農作物被害への技術対策等の検討,現地調査をつうじ,現地で使える降灰対策技術の資料を作成するため設置しました。
 ワーキンググループのメンバーは作物,野菜等の品目別及び市町担当の15名で構成しています。
資料作成までに4回実施し,降灰対策に関する技術内容の検討を行ってきました。
 技術対策資料は,5つの項目で構成し,①農畜産物への降灰対策,②泥流対策,③噴火被災生産者意向調査表,④農業用水位置,⑤参考資料(鹿児島県における桜島の降灰被害と対策(鹿児島県提供))となっています。
普及センターでは,今回作成した「蔵王山噴火を想定した農業技術対策」の普及,資料内容の充実を行い有事の際における降灰対応への準備を進めていきます。


ワーキンググループ活動①


ワーキンググループ活動②


完成した農業技術対策

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138
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