大崎普及センター管内では、大崎市古川の1組織が、シラネコムギの種子を生産しています。令和5年産の麦類種子は、昨年10月下旬に播種が行われ、高温の期間が長く続いたことから、過去10年で最も生育が進んでいます。普及センターでは、優良種子の生産に向けた技術指導と種子審査を行っています。
令和5年5月17日には、第一期ほ場審査を実施しました。麦類種子は出穂期と糊熟期にほ場審査を実施することになっており、今回の第一期は出穂期の審査となります。審査では、異種株や異品種株の有無、雑草や病虫害の発生状況、麦類の生育状況等の確認を行いました。麦類の生育は順調で、全筆合格となりました。
普及センターでは優良な麦類種子が生産できるよう引き続き技術指導をしてまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910