JA新みやぎあさひな地区いちじく栽培講習会が,大和町の生産者ほ場で7月30日に開催されました。普及センター職員が講師として今後の管理について指導しました。
あさひな地区の生産者は苗木を植えつけたばかりの方も多く,今後数年間は樹づくりのための管理が最も重要です。普及センターでは新たな生産者に対して,コンパクトな樹形を維持でき,整枝剪定が簡単で収穫などの作業性が良い「一文字仕立て」を推奨しており,その大事な作業ポイントについて実演を交えながら説明しました。あわせて,着果管理として新梢の摘心方法についても,そのねらいや効果を指導しました。これらにより,養分分配や受光態勢などを考えた管理ができ,品質の良い果実生産と収穫量の増加が期待されます。
JA新みやぎあさひな地区のいちじくは9月から出荷が始まる見込ですが,普及センターでは引き続き指導を行なっていく計画です。
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