7月28日に栗原市果樹連絡協議会の相互視察検討会が開催され,16名の会員が参加しました。
会員同士の意見交換や栽培技術の向上を図るため,金成末野の会員のりんご園地を視察しました。併せて,宮城県農業・園芸総合研究所花き果樹部果樹チームの大沼総括研究員を講師に,樹の生育に合わせた今後の管理方法等について助言をいただきました。また,園地視察後は,末野集会所へ移動し,今年の生育状況や病害虫の発生状況等について,参加者全員での情報交換を行いました。
参加者は,検討会を通して,さび果や春期のカメムシ類の多発,鳥害対策についてなど活発に意見を交わし,栽培管理技術の向上や地域の現状把握に役立てていました。普及センターでは,今後も協議会の運営支援を通じて生産者同士の連携強化や技術向上等を支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144