
令和3年8月23日から9月17日まで毎日,JAみやぎ亘理の職員と一緒に,いちご生産者の方を対象にして,いちごの花芽検鏡を行っています。
いちごの花芽検鏡は,実体顕微鏡を使用して,定植前の苗の葉を一枚ずつめくって剥いでいきます。これで花が出てくる出蕾までの葉の数と,花芽ができているかを確認することで,適正な定植時期や出蕾,開花の時期を予想することができます。花芽分化を確認した後に定植することで,年内の収量が安定するため,花芽検鏡の結果は重要となっています。
本年の定植は,早い人で8月20日から始まり,9月中旬頃まで定植が続く予定で,出荷開始は10月中旬以降の見込みとなっています。
普及センターでは,いちごの安定生産に向けて,今後も栽培支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143