角田市の枝野地区で設立準備が進められていた賑わいの交流拠点施設「道の駅かくだ」が4月19日に開業しました。
この施設は情報発信の拠点や休憩所などの道の駅機能を持つとともに,地域振興を目的とした農産物直売所やフードコートが設けられています。
直売所の開業に当たっては,ここで販売する地元の農産物を確保するため組織された出荷者協議会を通して,普及センターが生産者らへの栽培指導を行ってきました。
開業当日以来,大勢の来場者で賑っておりますが,事前の準備が効を奏し,十分な販売物が店頭に並んでおり順調に営業しております。
今後は,来場者の期待に応え売上を維持していくためには特徴のある品揃えが欠かせない,という見通しを踏まえて,色とりどりのミニトマトや多彩なばれいしょ品種などの「珍らし野菜」や,地元では生産しているものの入手が難しかった果実や切り花などの生産と出荷が予定されています。
普及センターは直売所の運営会社である「株式会社まちづくり角田」と協力して各種の支援を続けるとともに,直売所により地域の農業者が所得を上げるための取組を進めていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138