
令和6年6月24日、25日、7月2日に仙南地域3ブロック(川崎地区、丸森地区、蔵王・白石・柴田地区)に分けてブロッコリーの講習会を実施しました。
昨年度のJAみやぎ仙南のブロッコリー出荷量は前年比77%の28.4tと大幅に減りましたが、原因は令和5年9月に大発生した「黒すす病」によるものでした。
黒すす病は花蕾で発病すると蕾の一部に黒色のカビが発生し、変形して出荷できなくなる病気です。普及センターより今年度は殺菌剤の植え付け時のかん注や定植30日後の散布を確実に実施することを伝え、黒すす病対策の徹底を呼びかけました。
JAみやぎ仙南のブロッコリー生産者はおよそ30名。今回の講習会を参考に7月には種、育苗が行われ、8月10日前後から定植作業が始まる見込みです。
当普及センターでは県地域戦略品目であるブロッコリーの生産振興を今後も支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3451 FAX:0224-53-3138