本格デビュー3年目となる「だて正夢」については,高価格帯の銘柄米として県内各地で作付されています。当品種は,ブランド化推進のため品質基準を設けているものの,従来品種と比べて品種特性が大きく異なり,高品質・安定生産が難しいことから,デビュー当初から栽培技術の普及のための栽培塾を実施してきています。 今回は,大崎市鹿島台地区の「だて正夢」現地栽培技術普及展示ほを会場に,これまでの生育状況と今後の管理について確認しました。本年の展示ほの生育は,目標とする生育量をやや上回っており,今後は追肥の可否を判断しながら,倒伏にも留意した管理が必要という状況でした。 「だて正夢」については,品質基準に合致した米に仕上げて出荷することが重要であることから,普及センターでは今後も適期収穫,適切な乾燥調製の実施に向けて継続して支援していきます。
栽培塾の様子
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225