宮城の農業普及現地活動情報

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「ふき」の出荷が最盛期を迎える

2010年05月26日 09時44分28秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 南三陸町特産の「ふき」が出荷最盛期を迎えています。 
 南三陸町では冬場の日照が比較的多く,「ふき」の栽培に適していたことから,昭和60年代導入が始まりました。関係機関が一体となり生産振興を図っており,現在では約70戸で栽培されています。 
 栽培方法として,露地栽培の他に施設栽培も行われており,特に施設で栽培された「ふき」は苦みも少なく柔らかいのが特徴で,「サラダふき」として販売されています。 
 露地の「ふき」は例年5月連休にかけて最盛期となっていましたが,今年は春先の低温によって生育が遅れており,5月の連休明けから出荷作業が本格化してきました。「ふき」の出荷先は仙台市場を中心に,一部県外にも出荷されています。
 平成21年の販売実績は約3,500万円であり,JA南三陸の主力品目の一つとなっています。「春告げやさい」に続き,南三陸から新緑の季節を告げる「ふき」を是非ご賞味下さい。

本吉農業改良普及センター先進技術班
TEL 0226-46-6902 FAX 0226-46-5140
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