宮城の農業普及現地活動情報

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JA栗っこきゅうり部会による平成30年産実績検討会並びに平成31年産品種選定会議が開催されました

2018年12月27日 08時35分10秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  平成30年12月18日(火)に,JA栗っこきゅうり部会による平成30年産実績検討会並びに平成31年産品種選定会議が志波姫の会場で開催されました。当会議には生産者12名のほかJA栗っこ,種苗メーカー2社,普及センターの担当者が出席しました。
 30年産実績検討会では,JA栗っこから作型別の販売総括と販売実績が報告されました。30年産の出荷数量は昨年と比べて波が少なく,1年を通しての出荷数量は昨年と同程度でしたが,販売単価が高かったため販売額は昨年より上回りました。
 31年産品種選定会議では,種苗メーカーから作型ごとの推奨品種の紹介と栽培のポイントについて説明されました。
 普及センターからは,今年発生のみられたホモプシス根腐病の対策と秋冬期の温度管理について情報提供しました。秋冬期の温度管理については,午前ゆっくり温度を上げ,午後は温湿度を確保する温度管理方法と管内生産者が始めた施設内環境測定の取組について紹介しました。環境測定取組生産者からは,環境を見ながら管理を変えることで側枝の動きが良くなったように思うとの感想が聞かれ,参加者も関心を持って聞いていました。
 最近,きゅうりでも環境制御技術等の導入により高収量をあげる事例が聞かれますが,栗原地域でも収量向上による産地の活性化が期待されます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437   FAX:0228-22-6144

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