宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

土壌調査で農地整備事業を支援!

2023年11月27日 15時52分35秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 農業の生産性向上と担い手への農地集積を進める手法の一つに、農地の整備が挙げられます。水田を畑地として利用するには暗渠排水の整備が不可欠ですが、暗渠の高さや間隔を決めるためには、土壌の特性を把握することが必要になります。

 10月中旬から11月中旬にかけ、令和8年度に農地整備事業採択を予定している登米市内2地区の土壌調査が行われ、普及センターが土壌の判定を行いました。

 10月の調査では、検土杖による調査を行い、土壌タイプ別に農地を区分しました。その結果をもとに各地区4カ所の試坑(穴)が掘られ、11月は試坑に入って土層の厚さ、土性や土色等の調査を行いました。調査自体は一カ所20分程度と順調に進みましたが、1m近く水が溜まっていたところもあり、畑地利用のためにはやはり暗渠排水が必要であると感じました。

 普及センターでは、収益性の高い水農業推進に向け、引き続き支援を行っていきます。

 試坑内での調査の様子

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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