
水稲新品種「だて正夢」は, 今年度でデビュー3年目になります。管内の作付面積及び生産者数は年々増加しており, 高品質で安定した生産のため, きめ細やかな管理が必要となります。「だて正夢」の収量及び品質を確保するためには, 有効茎数の確保と籾の充実が重要です。そこで, 穂肥(幼穂形成期~穂揃期の追肥)を間近に控える中, 幼穂形成期及び減数分裂期における適期追肥や, 適切な水管理, 病害虫防除を指導するため, 令和2年7月9日に, 管内2会場において今年度1回目の地域栽培塾を開催しました。
地域栽培塾では, 最初に管内の生育状況や, 今後の水管理, 適期追肥, 病害虫防除における留意点について説明しました。その後, 現地ほ場において生育調査の仕方や, 幼穂の確認等を行いました。
現地ほ場では, 生産者同士の意見交換も行われ, 追肥や今後の病害虫防除等の重要性を改めて確認していました。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
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