ＪＡ古川で水稲湛水直播栽培講習会が開催されました

　ＪＡ古川は３年前から乾田直播の取組を強力に推進し、令和６年産の作付面積は６０ｈａを超えました。その一方、乾田直播の取組困難な中山間地や小区画ほ場の生産者から湛水直播の取組に関する支援要望が集落座談会で多く寄せられたことから、湛水直播初心者でも安定栽培が期待できる「リゾケアＸＬ」を主体とした栽培講習会が開催され、１５名ほどの生産者が参加しました。宮城県古川農業試験場の研究員から各種湛水直播栽培の特徴と留意点の説明を受けた後、開発元のシンジェンタジャパン株式会社の担当者から「リゾケアＸＬ」の詳細な特徴と利点の説明を受けました。参加者は、高低差があるほ場にも適用でき、可、湛水状態でも出芽可能なため、初期除草への対応に優れること、また水管理の柔軟性、多様な播種機への対応などの利点などに関心を寄せていました。