宮城県では農業改良普及センター単位で、普及指導計画に基づく活動の評価を行っています。
これは各農業改良普及センターが取り組んでいる普及活動について、県が委嘱した外部検討委員による客観的な意見と評価をいただき、より効率的・効果的な普及指導活動に役立てることを目的としたものです。
大河原農業改良普及センターでは、令和5年9月14日木曜日に本年度第1回目の普及活動検討会を開催しました。
プロジェクト課題No.3 「果樹産地の維持・発展に向けた若手果樹生産者を中心としたネットワーク構築」では、管内の20~30代前後の若手生産者を対象に技術向上のための研修会や、つながりづくりのためのイベント出展について説明しました。
プロジェクト課題No.4 「仙南たまねぎの環境に配慮した栽培方法による生産拡大」では、リビングマルチや生分解性マルチを活用した環境に配慮した栽培方法の検証結果及び今後の課題について説明しました。
委員からは、「今後は参加している若手果樹生産者が主体的に活動できるよう促す事も必要であると思う。」、「グリーンな栽培体系への取り組みは評価できる。今後、一般消費者向けにも情報発信していってはどうか。」等の意見をいただきました。
普及センターでは、農業者や地域農業の課題解決を図るため、外部委員の意見や評価を参考にしながら、関係団体と連携して効率的な普及指導活動に取り組んでまいります。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138