11月5日に白石市立白石南小学校・白石南中学校の授業として、腐葉土作りを体験する農業講座を開催しました。 本講座は、小・中学生が実際に土づくり等、農業に関連する作業を体験することで、農業への関心や地域に対する愛着を持ってもらうことにより、将来の地域の担い手確保につなげることを目的としています。 今回は生徒26名を対象に当農業改良普及センター職員が講師となり、学校周辺の落ち葉を使った腐葉土づくりについて説明と指導を行いました。 説明を聞いた後、生徒達は収集用の袋を持って学校周辺の野山に行き、和気あいあいと多くの落ち葉を袋に詰め、集積場所まで持ってきました。生徒達は、山盛りの落ち葉を集めたお互いの袋を見て驚き、満面の笑みを浮かべていました。その後、集まった落ち葉に分解を促進する資材と水を混ぜ合わせると、興味深そうに見入っていました。 出来た腐葉土は学校敷地内の菜園や花壇等に使用される予定とのことで、生徒達は自然の循環にも興味を持ったようでした。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138 |
令和6年11月14日、15日に、宮城県庁1階ロビーにて、県内農林産物の生産振興と県民の皆様に知っていただくために農林産物品評会(うるち玄米の部)を開催しました。
県下全域から136点の玄米が出品され、その中から品質や外観が最も優れたものに農林水産大臣賞が授与されました。その他の入賞品や出品されたすべての玄米の展示を行い、県民の皆様にお披露目しました。
なお、農林水産大臣賞を受賞したエコファーム蔵王株式会社(蔵王町)は、来年秋に宮中で行われる新嘗祭で使用するお米を宮城県を代表して献納する予定です。
〔農林水産大臣賞受賞者〕
蔵王町 エコファーム蔵王株式会社
品種:ひとめぼれ
その他の入賞者は、県のウェブページをご確認ください。
(URL)https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/r4hinnpyoukai_kekka.html
〈連絡先〉
宮城県農政部農業振興課普及支援班
仙台市青葉区本町3-8-1
TEL:022-211-2837
FAX:022-211-2839
E-mail:gbfs@pref.miyagi.lg.jp
地域の農林水産物や食品をブランドとして保護する国の「地理的表示(GI)保護制度」に登録された産品の登録団体がGI産品や地域のうまいものを販売する「GI産品とうまいものフェア」が11月1日から2日まで仙台市青葉区の百貨店前で開催されました。
当管内でGIに登録している「河北せり」も参加し、石巻農業改良普及センターも販売支援を行いました。
2日間で合計300束の河北せりを販売し、消費者に河北せりの良さである茎の長さや根の白さについて、また、河北地域の豊富な地下水で育てている栽培状況等を紹介することが出来ました。販売期間中に複数回購入に訪れる消費者もおり、「河北せり」のおいしさもお伝えすることができました。
普及センターでは今後も、石巻地域の地域資源である河北せりの振興について、生産・販売支援を行って参ります。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999
令和6年11月9日(土)・10日(日)に、ホワイトキューブ(白石市文化体育活動センター)において「第44回白石市農業祭」が開催され、大河原農業改良普及センターのプロジェクト課題「果樹産地の維持・発展に向けた若手果樹生産者を中心としたネットワーク構築」の活動として、課題対象者のうち5名が共同出店しました。会場では、生食用ぶどう、りんご、りんごチップス、りんごジュース、ワインの販売を行いました。また、「訳ありりんごの詰め放題」など、お祭りらしい取り組みも行い、大変好評でした。
お客様に、自身の経営についてPRする様子も見られ、今後の販売・経営にもつながる貴重な経験となったようです。また、販売の合間には対象者同士で談笑する姿も見られ、本行事を通じて若手果樹農家の交流をより深めることのできた共同出店となりました。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138