宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

道の駅大谷海岸のリニューアルオープンに向けた勉強会を開催しました

2020年12月17日 18時12分31秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 株式会社道の駅大谷海岸は,来年3月のリニューアルオープンに向けて,レストラン及びファストフードの提供メニューの新規開発を進めています。そこで,みやぎグリーン・ツーリズムアドバイザーの川島洋子氏を講師に招き,地域の特産品を活用した料理メニューの開発をテーマに,10月から計3回の研修会を開催しました。
 12月10日に第3回目となる研修会を開催し,大谷地区でブランド化を目指し栽培を進めているばれいしょ「大谷いも」を使用して,ファストフードの新規メニュー「ジャケットポテト」の試作を行いました。22種類ものトッピング材料を検討し,最終的に3種類のメニューを開発しました。また,原料の原価から適正な販売価格も検討することができ,参加者からは「新たなメニューを形にすることができてよかった」,「全3回すべて勉強になることばかりだった」などの意見が聞かれ,リニューアルオープンに向けて充実した研修会となりました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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JA新みやぎみどりの地区きゅうり部会栽培講習会が開催されました

2020年12月17日 16時46分25秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 12月3日(木)にJA新みやぎみどりの地区きゅうり部会の栽培講習会が開催されました。管内の露地きゅうり,施設きゅうりの生産者が集まり,今作の振り返りを行うとともに,来作に向けた栽培管理や病害虫防除について学びました。
 普及センターからは,ホモプシス根腐病について,症状や特徴,発病段階に応じた対策について情報提供を行いました。他にも資材メーカー等からそれぞれ新しい品種や資材の紹介,今後の栽培管理について情報提供がありました。生産者からは講習内容以外にもウイルス病の対策や冬場のかん水管理について質問が挙がるなど,活発に意見交換が行われ,大変有意義な講習会となりました。
 普及センターでは,引き続き,きゅうり部会の栽培技術等の支援を行っていきます。

 

栽培講習会の様子

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


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芽キャベツ現地講習会及び出荷目揃い会が開催されました

2020年12月17日 14時04分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

   11月13日(金)にJA新みやぎ松山園芸生産協議会芽キャベツ現地講習会及び出荷目揃い会が開催されました。大崎市松山地域では今年から芽キャベツの栽培が始まり,普及センターでは宮城県農業・園芸総合研究所の野菜部 露地野菜チームの協力のもと,芽キャベツの栽培技術支援を行っています。今回は11月下旬から始まる収穫作業に向けて,現地ほ場で生育状況を確認するとともに,収穫の方法や収穫後の調整,今後の栽培管理について学びました。
 出荷目揃い会では,JA新みやぎみどりの地区の営農指導員からは出荷規格についての説明があり,全農の担当者から芽キャベツの出荷状況の説明がありました。
 初出荷に向けて,生産者は万全の体制で出荷できるように積極的に質問したり,現物をみながら,どのくらいのサイズであれば出荷できるのか等,意見交換する姿がみられました。
 普及センターでは,引き続き,芽キャベツの栽培技術等の支援を行っていきます。

    

現地講習会の様子

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 

 


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プラウ耕乾田直播・水稲低コスト栽培技術研修会の開催

2020年12月17日 14時04分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

令和2年12月1日に,県登米合同庁舎において,農業・園芸総合研究所,古川農業試験場主催の「プラウ耕乾田直播・水稲低コスト栽培技術研修会」が開催され,生産者や関係機関など約70人が参加しました。

県内の水稲直播面積は3,684ha,うち乾田直播は1,631haで44%を占め,年々増加しています。特に,プラウ耕乾田直播は畑作農機を活用し,苗作りの省力化や低コスト生産が可能になるなど注目されている一方,移植栽培と作業体系が異なり,施肥や除草など安定生産技術の普及が課題となっています。

初めに農研機構東北農業研究センターから水稲乾田直播栽培の概要,播種床づくり,施肥,播種のポイント,雑草防除について説明がありました。次に古川農業試験場から乳苗等高密度播種苗と疎植栽培を組み合わせた移植栽培について説明がありました。最後に農業機械メーカーから新しい農業機械等の情報提供がありました。

普及センターでは,稲作の低コスト化に向け水稲乾田直播栽培を引き続き支援していきます。

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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