宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

三陸道本吉パーキング軽トラ市のワークショップが行われました。

2020年09月28日 10時45分47秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和2年9月8日,気仙沼市本吉公民館において「本吉農林水産物軽トラック販売者の会」を対象としたワークショップが,講師を(株)東北農都共生総合研究所として開催されました。昨年度から活動を始めた「軽トラック販売者の会」は,三陸自動車道の本吉パーキングで,隔週土曜日に農産物の直売を行っている農業者グループです。
 今回のワークショップは,限られた販売機会を有効に活かすため,メンバー内の出荷可能品目を整理し,理想的な年間計画を作ることを目的に実施しました。
 各メンバーの出荷可能な野菜や山菜,加工品について,模造紙を活用して年間計画に落とし込み,さらに,季節に合わせた目玉商品やイベントのアイデアも出し合って,意見交換を行いました。議論は和気あいあいと楽しい雰囲気で行われ,今後につながる有意義なワークショップとなりました。
 
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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トルコギキョウ現地検討会を開催

2020年09月28日 10時17分44秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JA新みやぎあさひな花き部会では,令和2年9月11日に大衡村でトルコギキョウ現地検討会を開催しました。
 秋出しのトルコギキョウは,生育期が高温長日にあたるため,早期出蕾(しゅつらい)して切り花品質が低下しやすいことが課題です。そこで,普及センターでは,定植から出蕾まで赤色LEDを終夜照射し,開花を抑制して切り花品質を向上するため,実証ほを設置ました。現地検討会では,その結果を踏まえて,普及センターから赤色LEDの効果を説明し,出荷規格のランクアップが見込めることをほ場で確認してもらいました。
 実証ほを設置していただいた部会長からは,「開花時期をずらせることも大きなメリットで,需要期における出荷の危険分散として取り入れたい」「今年は開花が進んでいたが,電照したことによりお彼岸に新鮮な花を提供することができる」との評価をいただきました。
  電照効果は品種によって異なるため,次年度は違う品種での電照効果を確認することとなりました。 
 
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296


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